ページ番号1017685 更新日 令和4年9月22日
私たちが日々当たり前のように飲んでいる水、おいしい食べ物、医薬品、服などは様々な生物多様性の恵みにより作られています。また、豊かな生態系を育む里山の木々は、洪水などの自然災害から私たちを守り、酸素を供給し、健全な水循環を維持してくれるなど様々な生物が生存していく上で欠かせない生物多様性の基礎となる重要な存在です。人間の文化の構築にも生物多様性が根源にあります。
このように、生物多様性が豊かな自然は、私たちのくらし、様々な命を支えています。
環境省生物多様性ウェブサイトを参照
※絶滅危惧種:絶滅のおそれがある動植物の種のリストにより、絶滅危惧1A類、1B類、2類に指定されたもの。(本来は、1A,1B,2類のアラビア数字部分はローマ数字で記載します。)
※汽水:海水と淡水が混じりあった塩分の少ない水。
※維管束植物:水や養分を運ぶ管をもつ植物。
5月22日は、私たちの暮らしを支える生物多様性について考える「国際生物多様性の日」です。
世界各国の各地で、国際連合が定めた「国際生物多様性の日」の午前10時(各国現地時間)に植樹を行うことで、(時差により)地球上の東から西へ緑が波のように広がっていくことから「グリーンウェイブ」と名付けられた植樹活動があります。日本ではこの活動を3月1日から6月15日の間に実施することとしており、流山市も毎年この活動に参加しています。
「国際生物多様性の日」を機会に、家庭や学校、職場等で植樹活動を行ったり、各地で開催されている生物多様性に係るイベントに参加して、生物多様性の大切さについて考えてみましょう。
流山市は、「都心から一番近い森のまち」を都市ブランドイメージにしており、市内には利根運河や市野谷の森をはじめとしたさまざまな自然環境が残っています。世界の生物多様性が危ない今日、このような地域特性を活かし、豊かな生物多様性を保全し、また回復を図り、将来にわたって残していかなければなりません。そのため、流山市では2010(平成22)年に「生物多様性ながれやま戦略」を、2018(平成30)年に「生物多様性ながれやま戦略(第二期)」を策定し、この戦略に基づいて本市の生物多様性の現状の把握に努めるとともに、保全・回復に取り組んでいます。
下記リンク先では、流山市の生物多様性の取組やイベントを紹介しています。
[画像]生物多様性ながれやま戦略モニタリング調査結果(40.5KB)
2010(平成22)年に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議で、2011(平成23)年以降の世界目標として愛知目標が採択されました。愛知目標では、生物多様性の損失をとめるために効果的かつ緊急な行動を実施するために生物多様性について多くの人々が知ることや、自然環境の損失を防ぐことなど、20の個別目標を定めており、2020(平成32)年までの短期目標としています。
2015(平成27)年に、流山市の生物多様性に関する活動が認められ、国連生物多様性の10年日本委員会により生物多様性ながれやま戦略及び関連事業が愛知目標の達成に向けた連携事業として認定されました。
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