ページ番号1002025 更新日 平成29年9月15日
宅内や道路に降った雨のこと。合流式下水道では汚水と一緒に、分流式下水道では汚水と別で流します。
各宅地に設置されている「公ます」から、下水本管へ接続している管のこと。
L型をした、コンクリート製の排水施設のことです。道路や通路などの両側または片側に設置し、降雨時の道路排水を目的に設置されます。U字溝とは違い、宅内から出た雨水の処理が出来ないため、東京都などにおける合流式での使用が多く見られます。分流式での使用は、L字溝の下にU字溝を組み合わせたLUタイプにしたり、汚水管の他に雨水管を埋設する必要があります。
硬質塩化ビニル製のマンホールのこと。コンクリート製に比べると、軽量、コンパクトなので設置が容易です。また、安価であることから経済性にも優れています。ただし、強度的に大型車両などが通行する道路には使用が難しいほか、管理がやりにくいなどの問題があります。
硬質塩化ビニル製の管材です。現在の下水道管の主流。コンクリート管に比べると軽量なことから設置が容易です。また、腐食に強いことも特徴です。ただし、太陽光に弱いため、屋外における露出排管には向いてません。肉厚タイプなのがVP管、肉薄タイプがVU管で、主に下水ではVU管を使用します。
トイレ、台所、風呂場、洗面所など雨水以外の排水。単独浄化槽ではトイレの排水のみを浄化していますが、公共下水道では、生活排水すべてを取り込み、終末処理場へ運ばれます。店舗、営業所、工場などの施設も同様です。
下水管を布設する地面を「直接掘り、管を布設し、埋め戻す」を、繰り返して施工する工法。掘削が深くなると矢板などを使用し、土留めを行いながら布設していきます。流山市内幹線以外のほとんどの下水管はこの工法で行われています。
リサイクル土の一種。土木工事などから出た掘削土を、埋め戻し土として使用できるように改良された土のこと。これにより、新材の使用がなくなり、環境破壊を防止することになります。現在下水道工事の埋め戻し土は、この改良土を使用しています。
管の内径の寸法のこと。管の口径とも言います。一般的に宅内排水管は塩化ビニル製100ミリメートルを、下水本管は塩化ビニル製150ミリ以上を使用しています。管径の決定には流量や流速、勾配などから計算し割り出します。
上流方向から来る各枝線の汚水を収集し、流域下水道(流域下水道の場合は、終末処理場)へ流す役割をしている管のことです。基本的に処理分区ごとに一つの汚水幹線が受けもつことになります。
管内側の底の部分。この高さで管の勾配を決めていきます。
下水本管を布設し、公ますを各宅地に設置する際、何らかの理由で、ますを設置することが出来ないとき、枝管の先をキャップでふさぎ、埋設させておくこと。後に、宅内排水設備を公共下水に接続する際に、公ますを設置します。管止めになる理由として、水道やガス、宅内排水管が障害となったり、公共下水に切り替える工事を行うときに公ますを設置するほうが、効率的な場合などが考えられます。
下水管の布設工事がおわり、各公ますからの利用が可能になった区域のこと。
業務用厨房に設置が義務づけられている油脂分離阻集器のことです。排水に含まれる生ゴミや油脂などの汚濁物質を分離収集して直接下水道に流さないように一時留めておく装置のことをいいます。特に油脂に関しては、下水管を詰まらせる一番の原因です。油脂が下水管の中を流れるうちに冷やされて固まってしまうからです。つまりを防ぐには、定期的な清掃をし、つねにグリストラップの性能を落とさないようにすることが大切です。
公共下水道の施設がいつまでも本来の目的を果たすためには維持管理を行わなければなりません。その費用にあてるための料金のこと。詳しくは下記をご覧ください。
金属にて造られた管のこと。主に鋳鉄管やステンレス管などがあり、ポンプなどで圧送された汚水を流す時に使用されます。
主として市街地における下水を排除し、または処理するために、地方公共団体が管理する下水道です。公共下水道のうち、終末処理場を有するものを単独公共下水道、流末を流域下水道に接続するものを流域関連公共下水道と呼びます。流山市は「江戸川左岸流域下水道」及び「手賀沼流域下水道」に接続していますので、流域関連公共下水道になります。
傾斜の傾きの度合いのことです。下水道では主に管の傾斜のことをさします。管勾配とも言います。
汚水と雨水を一つの管で排除する方式。早くから下水道に着手した東京都などの大都市は合流式を採用しています。汚水と雨水を別々の管で排除する分流式に比べると、施工が容易で経済的であるといえますが、反面雨が降り、処理場の処理能力を超える流量になると、河川や海に直接放流される場合があります。反対語:分流式。
公共下水道の入口。各宅地内から出た汚水を公ますで受け、公共下水道に流す役割をしています。
コミュニティープラントの略で集中浄化槽のことです。大規模宅地開発により汚水処理を一括して行う施設のことで、これにより、各宅地に浄化槽はいらなくなります。また、公共下水道が整備されたときには、浄化槽の流入口を下水道に接続するだけで、利用可能になる利点があります。
幹線などで、地下深いところに管が埋設されている場合、公ますの取り出し工事が容易に行えません。そこで、浅い箇所にも下水管を布設し、取り込みをしやすくするための管が「サービス管」です。
実際工事を発注するにあたり、施工するために必要な工法、設計図面、数量などを検討する作業のことです。
市が管理している道路のことです。市道を中心に下水道整備を行っていきます。
「わたくしどう」とも呼びます。個人管理の道路のことで、下水道整備時には、私道を利用している住民の方からの申請が必要になります。また、その申請時に土地(道路)所有者からの承諾も必要になります。
一つの汚水幹線が受けもつ処理範囲のこと。地形や地質などの自然条件を調査し、決めていきます。
マンホールのこと。材質や大きさによりいろいろな種類があります。コンクリート製では、内径60センチメートルの0号から始まり、内径220センチメートルの5号人孔まであります。他に、小口径マンホールの硬質塩化ビニル製やレジンコンクリート製などがあります。マンホールは英語でmanholeと書き、直訳すると「人孔」ということになります。
推進機という機械で地中を押し進みながら下水管を布設していく工法です。主に幹線のように地上から深い場所や、水路などにより開削できない場所にて行います。ただし、推進機を発進させるための立坑というものが必要になります。
下水管にて運ばれてきた汚水を処理して、きれいな水に変えるする施設です。河川や海の水質を保全します。「江戸川左岸流域下水道」では市川市、「手賀沼流域下水道」では我孫子市に処理場があります。
公ますに接続するまでの、個人または法人管理の排水施設のことです。
推進機を発進させるための穴のことです。使用機械の大きさにより立坑の大きさも変わってきます。
建築や土木構造物の基礎調査の一種です。機械ボーリングやサゥンディングにより、土質の調査を行います。この調査から得られた土の種類、固さ、含水比、重さ、粒径などを基に土の特性を見極め、設計へと反映させます。
マンホールの入口に使われる鋳鉄製のふたのことです。通行車両や、マンホールの大きさによりいろいろなタイプを使い分けます。
埋設されている管やケーブルの上端から地面までの距離のことです。現在、下水道管は最小値1メートルで設計を行っています。 土留め 土砂の崩壊を防ぐため、矢板などで土をおさえておくことです。
下水道法第4条により、公共下水道を設置しようとするときは、あらかじめ国土交通大臣の認可を受けなければならないとあります。分かりやすく書くと、今後の下水道整備の範囲を表した区域のことです。
コンクリート管のこと。HPと略します。現在は主に500ミリメートルから600ミリメートルリ以上の管径で使用されています。
マンホールに大きい落差にて流入する場合、施設の破損を防ぐため、衝撃を和らげる役目の管を副管と呼びます。マンホールの外部に設置するのを「外副管」、内部に設置するのが「内副管」になります。
「受益者負担金」と言います。みなさまの税金だけで下水道事業を行えば「税負担の公平」を欠くことになります。そこで、下水道が整備され、その利益を受ける地域の土地所有者の方々から事業費の一部を負担していただくのが、負担金です。詳しくは下記をご覧ください。
汚水管に何らかの理由で、流れ込んできた雨水や地下水のこと。処理しなくてもよい水であるため、これが雨により増水すると、終末処理場に負担がかかります。流入する理由としては、宅内排水設備の誤接続や管の老朽化による地下水の流入などが考えられます。
汚水と雨水を別々の管で排除する方式。一つの管で両方を排除する「合流式」に比べると施工量が多くなるため、経済的ではありませんが、雨が降っても安定した汚水処理が可能になります。現在早期に下水道整備を行った都市以外は分流式を採用しています。流山市が接続している「江戸川左岸」と「手賀沼」の流域下水道は分流式です。反対語:合流式
コンクリートにて造られた箱状の工作物。下水道では主に雨水排水に用いられます。
地形等の問題により自然流下にて排除できなくなった汚水をポンプにより圧送させる施設。流量が少ない場合マンホール内部に設置するマンホールポンプなどがあります。
管の損傷を防ぐため、位置の存在を予告する役目のテープのこと。通常管の上60センチメートルの位置に埋設しておきます。
人孔のこと。(人孔参照)
開削工事などで土留めをするさい、土を押さえておく板のこと。木製は木矢板(もくやいた)、鉄製は鋼矢板(こうやいた)と呼び、他に軽量で扱いやすいアルミ製などがあります。また、形状、大きさ、厚さ、使用用途によりいろいろな種類があります。
U型をした、コンクリート製の排水施設ことです。道路や通路などの両側または片側(場所によっては中央)に設置し、雨水や生活排水を河川へ放流するために設置されています。下水道が整備されますと生活排水はすべて下水管へと流れますので、U字溝は雨が降ったときにしか水が流れません。
地方公共団体が管理する下水道により排除する下水を受けて、これを排除し及び処理するために地方公共団体が管理する下水道です。また、2以上の市町村の区域における下水を排除し、かつ終末処理場を有する施設のことです。流山市では「江戸川左岸流域下水道」と「手賀沼流域下水道」に接続されています。施工及び管理とも、千葉県が行っています。
水の流れる速さのこと。汚水は1秒あたり0.6メートルから3.0メートル、雨水は1秒あたり0.8メートルから3.0メートルで計画されています。
汚水や雨水が流れる行き先のこと。「この管の流末は流域下水道です。」という言い方をします。
流れてくる水の量のこと。流量、勾配、流速により管種及び管径を決めます。
上下水道局 下水道建設課
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