基本的な感染対策


ページ番号1054310  更新日 令和8年6月1日


感染症とは?

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体に侵入して、症状がでる病気のことを言います。
病原体は、大きさや構造によって、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。

感染症成立の3つの原因

感染症は、3つの原因(1.病原体、2.感染経路、3.宿主)がそろうことで起こります。
感染症を広げないために、これらの要因のうちひとつでも取り除くことが重要です。

  1. 病原体(感染源)の排除
    手洗いや消毒で病原体をなくす
    感染したひとに接触しない
  2. 感染経路の遮断
    換気をする
    マスクを着用する
    汚れた手で目や鼻や、口の周りを触らない
  3. 宿主(感染する恐れがある人や動物)の抵抗力の向上
    免疫力を高める(バランスの取れた食事、睡眠、休息)
    予防接種

感染経路

感染経路とは、ウイルスや細菌などの病原体が、体内に入ってくる方法のことです。
ひとつの病原体でも感染経路が複数あります。

代表的な感染経路は以下のとおりです。

  1. 接触感染
    病原体がついた手や物(ドアノブ、手すりなど)を触った後に、その手を洗わずに、自分の目や鼻、口を触ることで、感染します。
  2. 飛沫感染
    感染者の咳やくしゃみ、感染者との会話により、病原体を含んだ小さなつぶ(飛沫)が飛び散って、鼻や口の粘膜に付着することにより感染します。
    飛沫は、1〜2メートルほど飛びます。
  3. 空気感染
    空気中に漂う病原体を吸い込むことにより感染します。

感染対策

自分の健康を守るため、そして、周りの大切な人に感染を広げないためにも、次にあげる基本的な感染対策を心がけましょう。

換気

換気をすると空気中に漂う病原体を外へ出すことができます。

部屋の中で、空気の流れをつくることが大切です。
例 部屋の反対側にある窓を2つ以上開ける
  窓が一つしかないときは、換気扇を常時つけておき、扉を開けておく

咳エチケット

咳エチケットにより、病原体を含む飛沫が広がることを防ぐことができます。

咳やくしゃみをするときは、マスクを着用する、ハンカチや服の袖で、口と鼻を覆うなど、咳エチケットに取り組みましょう。

手洗い

手洗いによって、自分の手に付着した病原体を減らすことができます。
帰宅したときや、トイレに行った後、調理や食事の前後などは、必ず手を洗う習慣をつけましょう。

流水で手を洗うことができないときは、消毒用エタノールを使って手指を消毒することも有効です。

人混み回避

感染症が流行しているときでも、人混みを避けることによって、感染機会を減らすことができます。

熱や咳など、体調不良を感じているひとは、人が多く集まる場所に行かないようにしましょう。
特に、高齢者や妊婦、基礎疾患がある方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

家族が感染したときの「おうちケア」

部屋をわける(できれば個室に)

看病をする人は「1人」に絞る

持病がない、妊娠していないなど、重症化リスクの低い方が看病しましょう。

「不織布マスク」をつける

感染者だけでなく、看病する人も、マスクを着用しましょう。
マスクは、不織布マスクが、ウイルスの飛沫をカットする効果が一段と高く、感染を広げないために最も効果的です。

つける際は以下の点を確認してください。

手を洗う・タオルは共有しない

こまめに石鹸で手を洗い、アルコール消毒をします。

洗った手を拭くタオルは絶対に共有せず、ペーパータオルか、家族それぞれ別の個人用のタオルを使いましょう。

部屋の空気を入れ替える

感染した方の部屋だけでなく、家族が集まるリビングや廊下も一緒に換気しましょう。

共用部分を消毒する

ドアノブ、電気のスイッチ、水道の蛇口、リモコン、トイレの流水レバーなど、家族が触れる場所を、アルコールを含んだキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。

もし嘔吐や下痢をしてしまったら

  1. 準備するもの
    不織布マスク、使い捨て手袋、ペーパータオル、ビニール袋、薄めた塩素系漂白剤
  2. 処理方法
    (1)換気をする ウイルスを吸い込まないよう、窓を開けてしっかり換気しながら作業します。
    (2)外側から内側へ拭き取る 汚物をペーパータオルや布で覆い、外側から中心に向かって静かに拭き取ります。
    (3)塩素系漂白剤で消毒する 拭き取った後の床を、薄めた塩素系漂白剤を浸したペーパータオル等で拭きます。
    (4)ごみは2重に密閉する 汚物や使った手袋などはすぐにビニール袋に入れます。袋の口をしっかり縛ったら、さらに別のビニール袋に入れて2重に密閉して処分します。
    (5)石鹸で手を洗う すべて終わったら、手袋を外して、流水と石鹸で手を洗いましょう。

ご家庭でつくれる「消毒液(塩素系漂白剤)」の作り方

 次亜塩素酸ナトリウム(製品濃度が約6%の場合)を水で薄めて作る方法は以下の通りです。

消毒対象 調整する濃度 作り方
便や嘔吐物がついた床や物 0.1% 水1Lに対して約20ml
(めやすとしては、500mlペットボトルの水にキャップ2杯弱)
衣類等の浸け置き
食器等の浸け置き
トイレの便座、ドアノブ、手すり、床など
0.02%

水1Lに対して約4ml
(めやすとしては、500mlペットボトルの水にキャップ0.5杯弱)


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