平成28年1月15日(金曜)まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、市民の皆さんに四季折々の花を使った華道に親しんでいただこうと隔月で開催されているもので、今回は「初春」をテーマに、流山市華道振興会(流山市文化協会華道部)の協力のもと4点の生け花の作品が展示されています。
永井杏佳さん(小原流)は、「今回は「初春」がテーマなので、春を先取りするイメージでケイオウザクラ(啓翁桜)とキンギョソウ(金魚草)を中心に構成しました」と話してくださいました。小原流の特色である盛花(もりばな)で面を活かして、いきいきした花菖蒲の葉とともに春の雰囲気を表現しています。
また、野木美勢さん(池坊)の作品では、ロウバイやコチョウランをはじめ、アスパラ、スイセンなど合計10種類の花材が生けられています。伝統的な型と現代の要素を融合させ、多種多様な草木を組み合わせることにより、自然の風景の伸びやかさ、新鮮さ、艶やかさが表現されています。
伊藤コウ和さん(草月流、コウは王へんに光)は「早春を感じられるような作品に仕上げました。新春ということで庭にあったナンテンを用いましたが、葉の色づきや実の残り具合に自然の美しさを感じていただければと思います」と話してくださいました。
次回の展示は平成28年3月1日(火曜)から4日(金曜)まで、「希望」をテーマに開催の予定です。市役所にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
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