東日本大震災被災地復興支援のため、3月11日(火曜日)、流山市生涯学習センターで法話と音楽のつどい「3・11法話・声明ライブ」が開かれ、大勢の来場者が集まりました。この法話と音楽のつどいは、東日本大震災の翌年から毎年開かれているもので、平成24年には法話とジャズを、翌25年には法話と歌声のつどいを行いました。
はじめに流山市市野谷にある延命山円東寺のご住職・増田俊康さんが法話を行いました。法話の中で増田さんは、「日々の生活の中で、たとえ小さなことでも幸せを感じて生きることが大事です。小さなことに幸せを感じて笑って生きていけば、それが周り回って復興支援につながるかもしれません」と話していました。
そして、東日本大震災が発生した午後2時46分。震災で亡くなった人たちに黙祷が捧げられました。黙祷が終わると、増田俊康さん・色摩真了さん・市橋杲潤さんの3人の青年僧侶による声明が行われました。声明は、日本音楽の源流とも言われています。3人は、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」に属し、「そっと後押し きょうの説法」(幻冬舎)の共著書もあります。
被災地復興を願うとともに、今後いつ発生するかわからない災害のため、人々が助け合うことを目的に開かれたこの法話と音楽のつどい。主催した流山生涯学習センターは来年以降もこうしたイベントを続けていきたいと話していました。なお、会場に置かれた募金箱に寄せられた義援金159,673円は、流山市の姉妹都市、福島県相馬市に寄付されます。
3月11日を中心に、流山市生涯学習センターでは、東日本大震災被災地復興支援チャリティの絵画展やコンサート、ワークショップなどを開催しています。この日もフリーアナウンサーとして活躍されている吉田照美さんの絵画展が行われているギャラリーでは照美さんがいらっしゃるなど多くのお客様で賑わいました。翌12日には、市内で弦楽器店を営むアントニオ斉藤さんらによるチャリティコンサートも行われました。
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