一茶双樹記念館・杜のアトリエ黎明で恒例の元日開館
更新日 平成26年1月6日

[画像]一茶双樹記念館入口・秋元本家(16.8KB)

   一茶双樹記念館・杜のアトリエ黎明(流山6丁目)では、今年で6回目となる恒例の元日開館が行われ、おだやかな晴天に恵まれたこの日、近くの赤城神社へ初詣にいらした方々などが大勢立ち寄られ、両館合わせて約1000人のお客さんをお迎えしました。元日号の広報ながれやまでは、一茶双樹記念館・双樹亭の写真が1面トップを飾りましたが、この写真に誘われたのでしょうか、流山に何十年も住みながら、今日初めてという方や、最近流山に新居を構えたという若いカップルの方々などが来館され、見事な建物と日本庭園に、地元流山にこんな素晴らしい所があったとはと、大いに感動されておられました。


[画像]切り絵教室の生徒の方の力作(45.0KB)

   一茶双樹記念館では、本町の行灯や切り絵カレンダーでおなじみの流山在住の切り絵作家・飯田信義さんの「流山七福神めぐり切り絵展」を開催。2014年の流山切り絵カレンダーの原画である、福をもたらす七柱の神たちと社寺の風景、さらに、雷神社のおびしゃ、赤城保存会のお神楽の切り絵も加わり、力強く素晴らしい切り絵作品の数々が双樹亭の座敷を飾りました。飯田さんを講師に迎え、昨秋、一茶双樹記念館で開催した「切り絵教室」の受講生の作品も合わせて展示され、ご来館の方々は、新年にふさわしい、豊かなひとときを堪能されていました。


[画像]一茶双樹記念館の縁側でお茶を楽しむ皆さん(49.7KB)

   ご一家が集まったお正月、三世代連れ立ってご来館のお客様。子ども世代は、双樹亭の広い座敷に大喜び。用意されたビー玉やメンコ、お手玉に興じる子どもたちの姿に、ご一家の笑顔がこぼれます。穏やかな晴天に恵まれたこともあり、一茶双樹記念館の双樹亭縁側は日向ぼっこに絶好。ご来館の方々は、そば茶や煎茶、初春にふさわしいさくら茶、また抹茶オレなど、お好みのお茶で温まりながら、枯山水の庭園をながめつつ、ご家族、ご友人と語らい、ゆったりとした時間を過ごされていました。


[画像]切り絵「雷神社おびしゃ」(11.5KB)

   元日特別メニューとして、午後からは、昨年に続き、流山まちおこし応援団「みりんぴあ」によるみりんカクテルがホットとアイスの2種で提供されました。みりんと言えば調味料のイメージしかなかったというお客様も多く、みりんの幅広い活用法の紹介にも一役。初春にふさわしいカクテルは大好評でした。


[画像]杜のアトリエ黎明の絵画展示(13.2KB)

   一茶双樹記念館向かい、大きな樹々に囲まれた杜のアトリエ黎明のギャラリーでは、「新春を彩る絵画の響演 黎明ゆかりの作家展」を開催。杜のアトリエ黎明の前身「L・T・S笹岡絵画研究所」は、笹岡了一・秋元松子が設立、二人が中心となり後進の指導にあたった研究所でした。了一・松子の二人は、ここから中央画壇へと躍進するとともに、この地から多くの優れた人材が輩出されました。「新春を彩る絵画の響演〜黎明ゆかりの作家展」は、「L・T・S笹岡絵画研究所」での会派を超えた幅広い画家たちとの交遊を物語る24名の作品を展示し、杜のアトリエ黎明の輝かしい歴史、さらには流山に息づく文化芸術の一端を紹介する企画展です。「マカオの休日」笹岡了一、「静物(夜)」秋元松子、「犬吠崎」柳亮、「椅子」藤井令太郎、「コプトへの追想」篠崎輝夫など、見応えのある作品の数々に囲まれ、ご来館の方は、お茶を楽しみながらゆったりと鑑賞していました。ギャラリー内だけでなく、テラスや、木々に囲まれたお庭にもティーテーブルが配され、元日の陽だまりのテラスでは、ご家族連れやグループが思い思いにゆったりとした時間を過ごされていました。
 


[画像]杜のアトリエ黎明初夏の庭園(37.4KB)

   杜のアトリエ黎明ゆかりの方々の業績や作品を取り上げ、毎年この新春企画展を実現させている立役者が、画家の秋元由美子さんです。「お正月こそゆったりと芸術作品やコーヒーを楽しんでいただきたい・・・・。」と、指定管理者の株式会社グリーンダイナミクスとともに、毎回企画を練り、開催しています。「流山に住んで30年近くになりますが、今日初めて来ました。」という男性。「流山にはこんな素晴らしいところがあったのですね。心が洗われるような別天地ですね。」と、たいそうご満足のご様子でした。杜のアトリエ黎明に初めて来たという女性はテラスでお茶を楽しまれ、「素敵な芸術作品に触れて、テラスでお茶をいただいて、心がとっても豊かになりました。」と、ここがすっかりお気に入りの場所になったご様子でした。


[画像]杜のアトリエ黎明絵画展示(15.2KB)

   一茶双樹記念館・杜のアトリエ黎明以外にも見どころいっぱいの流山。新しい年、皆様も、地元の良さを新発見・再発見しに、あちこち探訪されてみてはいかがでしょうか。一茶双樹記念館「流山七福神めぐり切り絵展」、杜のアトリエ黎明「新春を彩る絵画の響演〜黎明ゆかりの作家展」は、ともに1月13日(月曜・祝日)まで開催。一茶双樹記念館は入館料大人100円、杜のアトリエ黎明は入場無料で9時から17時まで開館しています。お問い合わせは、管理事務所(電話04-7150-5750、杜のアトリエ黎明・一茶双樹記念館共通)まで。



関連リンク

一茶双樹記念館
杜のアトリエ黎明

お問い合わせ先

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ



[0] 流山市|都心から一番近い森のまち [1] 戻る

流山市役所