流山市役所第1庁舎玄関のすぐ前に植樹された「キリシマツツジ」が見頃を迎えています。「キリシマツツジ」は、姉妹都市締結記念として昨年1月、石川県能登町から送られたものです。能登町は、平成17年3月1日、能都町・柳田村・内浦町が合併して誕生しました。戦国時代には、松波畠山氏が松波に居城し、藩政期には、一部を除き加賀百万石の前田利家で知られる前田家の所領に組み込まれ、宇出津港や小木港は、漁業・商業で栄えてきました。平成15年7月には、能登空港が開港し、東京から1時間余りで能登に訪れることが可能となりました。
能登には今なお残る美しい里山があります。平成23年6月には、「能登の里山里海」(能登町を含む4市4町)が、国連食糧農業機関(FAO)の「世界農業遺産」に認定されました。能登町では、農家民宿の集落でもある「春蘭の里」の豊かな里山景観が評価を受けています。能登は祭りの王国でもあります。特に夏には半島各地が「あばれ祭」や「恋路ひ祭り」などで賑わいます。「キリシマツツジ」は古くから能登半島に植栽されています。花弁は小さく、燃えるような真っ赤な色がとても鮮やかなツツジです。市役所にお越しの際にはぜひご覧ください。
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