「第5回一茶双樹俳句交流大会」表彰式
更新日 平成26年11月26日

[画像]紅葉が最高の見頃となった一茶双樹記念館(59.5KB)

   11月23日(日曜)、澄み切った秋空のもと、庭園の紅葉が最高の見頃となった一茶双樹記念館で、「第5回一茶双樹俳句交流大会」表彰式が開催され、入賞者の方々とそのご家族、ご関係の皆様など、約150人の方々が集まりました。「一茶双樹俳句交流大会」は、一茶双樹記念館の秋の恒例イベント「一茶双樹まつり」の行事の一つとして実施されているもので、今年で5回目となります。


[画像]入賞作品の展示(48.1KB)

   9月13日放映のテレビ東京の番組「出没!アド街ック天国」流山特集でも、ランキング第6位・一茶双樹記念館のユニークなイベントとして紹介されて反響をよび、一般・小学生・中学生の各部合わせて3,119句もの応募がありました。また、今回は、初の英語俳句の応募も4作品あり、まさに、俳句を通じた国際交流の場ともなりました。これら応募作品の中から、流山俳句協会の方々による選考を経た584句が、10月21日(火曜)〜11月3日(月曜)に開催された「第10回一茶双樹まつり」の期間中、記念館内の双樹亭に展示され、来館者の投票の結果により、計80点の入賞作品が選定されました。


[画像]小学生の部最優秀賞(42.3KB)

   また過去4回と同様に、今大会には、流山市内を中心とする関係団体・企業などから多くのご協賛を頂戴し、多彩な副賞賞品を提供していただきました。小学校の部は、藤沢市立大道(だいどう)小学校6年・藤澤大耀(たいよう)さんの作品「江戸川の夜空を彩る万華鏡」、中学校の部は、流山市立東部中学校3年・渡辺隼(はや)生(お)さんの作品「最終回グラブに落ちた汗のしみ」がそれぞれ最優秀賞を受賞、賞状及びご協賛者からの副賞賞品が贈呈されました。藤沢市立大道(だいどう)小学校6年・藤澤大耀(たいよう)さんは、ご家族との小旅行で流山を訪れた際に、たまたま俳句募集を知り、この作品を応募されたとのこと。ご本人はあいにく発熱のため出席できず、代理としてお母様が神奈川県藤沢市からはるばるお越しくださいました。


[画像]一般の部最優秀賞(46.3KB)

   藤澤さんには、副賞賞品として、流山市ふるさと産品協会様よりふるさと産品詰合せと、一茶双樹記念館の指定管理者・(株)グリーンダイナミクスより図書カードが贈られ、渡辺さんには、地元の老舗・京料理かねきの一茶弁当お食事券が贈られました。かねきでは、現代の子どもたちにこそ、日本伝統の味、本物を体験して欲しいと、毎回子どもたちのためにご提供をいただいているものです。


[画像]一茶双樹俳句交流大会表彰式(47.1KB)

   小学校の部・優秀賞は、新川小学校5年・都丸日和さん、流山北小学校5年・富澤美月さん、向小金小学校5年・黒須美咲さん、鰭ヶ崎小学校5年・野内梨佐さん、流山小学校6年・白土元希さん、市原市立市原小学校5年・駒澤朋樹さんの6名が受賞、入選には、流山北小学校6年・井坂洸貴さんら18人が選ばれました。また、中学校の部・優秀賞は、北部中学校2年・山口奈那子さん、同じく北部中学校2年・和田凌さん、八木中学校3年・川崎ほの香さん、東深井中学校2年・本田匠海さん、南部中学校3年・杉山航太郎さんの5人が受賞、入選には、北部中学校1年・植永百香さんら22人が選ばれました。


[画像]表彰式(46.8KB)

   続いて一般の部は、流山市の芝野相子さんの作品「イチローになるとほおばる柏餅」が最優秀賞を受賞され、芝野さんへの副賞には、地元の老舗である割烹柳家様よりお食事券が贈られました。芝野様はご夫婦揃って熱心に俳句を学ばれており、この大会ではご夫婦で毎回連続入賞の実力派。昨年はご主人の作品が最優秀賞を受賞し、その作品は、9月13日放映の「出没!アド街ック天国」流山特集でも紹介されました。一般の部・優秀賞は、流山市の渡部和秋さん、埼玉県吉川市の村上修三さん、流山市の小林純子さん、流山市の葛岡昭男さん、千葉県我孫子市の古谷をさむさんの5人が受賞、入選には、千葉県柏市の中田芳彦さんら19人が選ばれました。


   入賞作品の発表後、流山俳句協会会長・北川昭久さんよりお話をいただきました。北川さんは、流山に一茶双樹記念館が存在する意義や、流山に息づく俳句の文化について、俳句に親しむ意味について、参加者の多くを占める子どもたちにもわかりやすく語られたあと、個々の入賞作品についてご講評をいただきました。ご参加の入賞者やご家族の中には、一茶双樹記念館を初めて訪れた方も多かったようで、作品の展示パネルの前で、また庭園で、記念撮影をする姿もたくさん見られました。子どもたちにとって、一茶と双樹ゆかりの地でのこの体験が、俳句や文学、あるいは郷土の歴史・文化にさらに興味を深めるきっかけとなると感じられた一日でした。


   なお、作品展示パネルは、表彰式の後も12月末までの予定で双樹亭に掲示し、ご来館の方々にご覧いただいています(施設利用の都合により、ご覧いただけない場合もありますので、事前にお問い合わせください)。また、一茶双樹記念館では、3,119句の全応募作品を掲載した作品集を作成・頒布しています(頒価200円)。入賞作品80句は、12月初旬から新年1月中旬ころまで、流鉄流山線の全車両に掲示する予定です。小林一茶が愛した流山に走る俳句電車をどうぞお楽しみに。お問い合わせは、一茶双樹記念館電話04-7150-5750へ。



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