ページ番号1031534 更新日 令和3年7月2日
令和3年6月25日(金曜日)、第391回サロンコンサートが生涯学習センター(流山エルズ)で開催されました。「オーディション合格者による演奏会〜ようこそサロンコンサートの舞台へ〜」と題し、4月に開催されたオーディションに合格した3人によるコンサートです。
[画像]イベントの様子(42.8KB)フルートの渡邉茜さんは広島県出身で、小学校の頃から、声楽科出身の父が指揮者をしていた児童合唱団に所属し、エリザベト音楽大学の大学院修士課程を卒業。1曲目に披露した「カルメン幻想曲」は、地元の大きなホールが完成した際、こけら落としで行われたオペラ「カルメン」に合唱団として参加した際の思い出の一曲だそうです。渡邉さんからは「これまでの規模とは全く違う大きなステージ、客席、オーケストラピットの演奏者たち、舞台装置や衣装さん、ダンサー、大道具などを目にし、すごいと言って本番に臨んだことを思い出します」と話がありました。
[画像]イベントの様子(41.5KB)2人目は、バイオリンの大熊啓悟さん。大熊さんは南部中学校を卒業した流山市出身の方で、東京音楽大学を卒業。小学1年生の頃に地元のピアノの先生の息子さんがバイオリンを習っていることを聞き、参加したレッスン見学の際にその音色にひかれ、バイオリンを始めたそうです。その後は、小学6年生で千葉県少年少女オーケストラに所属し、ソロとは違うみんなで一つの曲を作る面白さに魅了され、プロの音楽家を目指すことを決心したと言います。この日は、「バイオリンソナタ第5番ヘ長調作品24第1楽章」を披露しました。
[画像]イベントの様子(43.2KB) 最後は、クラリネットの眞塩由希子さん。眞塩さんも南部中学校を卒業した流山市出身の方で、現在は、東京藝術大学でクラリネットを専門に勉強しています。眞塩さんからは「中学校の吹奏楽部に所属していたころは、毎年、文化会館で行われる定期演奏会をはじめ、市内で多くの演奏機会がありましたが、このように地域の方々の前で演奏できるのは、その時以来なので、とても感慨深いです」と話しがありました。この日は、「幻想小曲集作品73」を披露しました。
次回のコンサートは令和3年7月30日(金曜日)12時15分〜12時45分、文化会館で開催します。「オリンピック〜栄光への応援歌〜」と題してお送りします。観覧は無料ですので、ぜひ、ご鑑賞ください。
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