1月13日、平成25年成人式「20歳を祝うつどい」が開催され、本市では1,360人（男683人、女677）の新成人が晴れの日を迎えました。好天に恵まれたこの日は、983人（男469人、女514人）が参加し、出席率は72.3％。文化会館は晴着で身を包んだ新成人であふれ、とても華やかな雰囲気となりました。

　式典に出席した井崎市長は、洋服ブランド「ユニクロ」を販売する株式会社ファーストリテイリングの柳井正社長の「no challenge no future（挑戦なくして未来なし）」という言葉を挙げ、「やりたいことが見つからない人も、まだ20歳。これからいくつでも見つけられます。どのような目標でも、中途半端にならないよう一生懸命取り組んでください」と新成人にエールを送りました。

　毎年恒例となっている恩師からのビデオレターはこれまでと違い、5年前に市内8中学校で3年生を受け持った担任の先生が、学校対抗の運動会をしながらお祝いのメッセージを送る、というものでした。これは、ビデオレターを見ている新成人が、自分が知らない他校の先生がVTRに出ている間も楽しめるようにという実行委員会の発想から行われた企画で、30人の先生方がビデオレター作りに協力してくださいました。久しぶりに見る先生方が、真剣に競技に取り組む姿に会場は大盛り上がり。途中で席を立つ人はほとんどいませんでした。
※ビデオレター作りの様子はページの下部リンク先をご覧ください。

　さまざまな景品が当たる抽選会は、ビデオレターの途中に行われました。運動会の種目で1位になった先生が選んだ色のボックスから当選番号が選ばれるという変わった形式で進められたため、ビデオレターの面白さとも相まって、だれもが映像に釘付けでした。中には、最後まで景品の詳細が明かされないものもあり、参加者は最後まで楽しんでいたようでした。

　無事に今日の成人式を終えた、成人式実行委員長の田村武実さんは、「例年つまらないと言われていた成人式を今年はだれもが楽しめる、おもしろい成人式にしようとずっと頑張ってきました。20年間生きてきて、こんなにも達成感があったのは初めてです。これは自分一人の努力ではなく、実行委員のメンバー全員が努力した結果だと思います。成人式の準備を通して得た素晴らしい仲間、そしてこれから出会う仲間ともチームワークを大切に、何事にも取り組んでいきたい」と力強く話してくれました。

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