成人式のビデオレターづくり
更新日 平成24年11月1日

[画像]担任の先生が運動会(73.3KB)

「先生、頑張って!」という声援に励まされ、10月30日の夜、西初石中学校の体育館で教職員の運動会が行われました。この運動会は、流山市成人式実行委員会(田村武実委員長)の企画で開催されたもの。綱引きや三人四脚競争などで汗を流したのは5年前に市内8中学校で3年生を受け持った担任の皆さんです。


[画像]三人四脚競争(70.7KB)

流山市では、「成人の門出を若者自身の手で」と、昭和57年度から新成人が企画運営する手づくり成人式を続けています。ここ数年は、当時の中学校の担任の先生を訪問し、ビデオカメラに向かって「二十歳のお祝い」を語っていただき、成人式の会場で大きなスクリーンに上映し、中学時代を懐かしむというビデオレター企画が続いていました。


[画像]ビデオレターづくり(73.5KB)

この「ビデオレター」について話し合った実行委員会では、「自分の母校以外のときには興味がわかないのではないか」という疑問から、学校毎にビデオを撮るのではなく、一堂に集まっていただき、ずっと先生方が写っていて、順不同でコメントを編集したら飽きないのではないかと、今回の「運動会」を企画しました。この日、仕事を終えてから集まってくださった教職員の方々は30人。受付で、当時の中学校のスクールジャージと名札を受け取って、準備体操をしての開幕です。


[画像]綱引き(72.2KB)

ビデオ撮影の合間にも「先生、変わらないですね」「大人になったね」「懐かしい!」「ご無沙汰しています」など楽しそうな会話が飛び交います。笠原美咲委員がビデオレター作成のコンセプトを話し、細田真萌委員が競技種目のルール等を説明、記念行事の委員長を務める細川岳大委員が全体の流れを仕切りました。先生の「選手宣誓」から始まり、ラジオ体操、そして、三人四脚競争と進みます。1位でゴールテープを切るとビデオカメラ前で優勝者インタビューが待っています。


[画像]運動会のようす(70.1KB)

ビデオ撮影では、流山市生涯学習センターの指定管理者であるアクティオ株式会社が全面的に協力。ホールスタッフが照明や音響を手伝い、成人式実行委員の皆さんが、「キュー」を出して、カメラを向けます。慣れない作業に先生方も最初は照れ気味。カメラ目線がなかなかできずに苦労されていました。カンペを出す委員やマイクを向ける委員など若者のてきぱきとした動きに、体育館がだんだんスタジオのような雰囲気になっていきます。


[画像]当時の中学校のスクールジャージと名札を着用(76.7KB)

全員参加の綱引き、障害物競争などが賑やかに行われ、仕事帰りでお疲れの先生方もカメラの前では元気に「頑張るぞーっ!」と、笑顔をつくってくださいます。企画運営している若者の顔が見える「自分たちの手による成人式」を目指して全国に先駆け、流山市で始まった成人式実行委員会も今年度、ちょうど30周年の節目の年。6月5日に後田教育長から辞令を渡された実行委員の皆さんは、毎月、流山市生涯学習センターに集まって会議を重ね、来年1月の成人式に向けて準備を進めています。


[画像]運動会の開幕(70.1KB)

今回の成人式の対象は、平成4年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた方です。成人式は、平成25年1月13日(日曜日)、流山市文化会館で開催されます。午前10時から受付を開始し、10時30分から式典を開始します。現在、流山市に住んでいなくても参加は可能です。また、流山市に住んでいて、出身地等の成人式に参加したい場合は、参加したい市町村の成人式担当課に直接お問い合わせください。流山市での成人式についてのお問い合わせは生涯学習課04−7150−6106へ。

 



お問い合わせ先

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担当課のページ



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