ページ番号1013129 更新日 平成29年9月15日
流山市内では数少ない、天文8年(西暦1539年)に作られた仏像です。高さが159.5センチメートルあり、ほぼ等身大、ヒノキ材の寄木造りです。高く結い上げた髷(まげ)や、ひらひらした衣は、宋時代の中国の様式に影響を受けた「宋風」彫刻の流れをくむもので、室町時代の特徴をあらわしています。
観音像は現在桐ヶ谷の西栄寺に安置されていますが、もとは下花輪の旧西福寺観音堂に安置されていました。観音堂は、戦国時代小金(松戸市)大谷口城の支城の花輪城跡の中にあり、この台地を発掘調査した結果、空堀が発見され、観音堂の跡地を含め「花輪城跡公園」に整備されています。
観音像はこの台地が琵琶山と呼ばれていたことから「琵琶首観音」とも、また寝坊をして、仏様の会議に遅刻したという伝説から、「朝寝坊観音」とも呼ばれています。
このページには画像や添付ファイルへのリンクがあります。
画像をご覧いただく場合は、[画像]と記載されたリンクテキストをクリックしてください。
添付ファイルは、携帯端末ではご覧いただけません。パソコン版またはスマートフォン版サイトをご覧ください。
生涯学習部 博物館
電話:04-7159-3434
ファクス:04-7159-9998
〒270-0176
流山市加1丁目1225番地の6 流山市立博物館
Copyright (C) City Nagareyama Chiba Japan, All rights reserved.