ページ番号1013090 更新日 平成30年5月8日
寺田園旧店舗が所在する江戸川沿いの流山本町大通りは、江戸時代から明治時代にかけて、米などの物資が集荷された江戸川の水運業や、みりん醸造業などで栄えていました。
寺田家は流山村の草分けといわれる六軒百姓の一つで、明治三十年代の町並みには「寺田茶乾物屋」とあり、昭和38年に移転するまで店舗として利用されていました。
旧店舗は大通りに西面して建ち、通りに唯一残る黒漆喰磨仕上げの土蔵造りです。本体は間口四間奥行二間、二階建て寄棟造、平入瓦葺きでした。正面側に奥行七尺の前庇、背面に奥行一間半の後設下屋が付きます。建築年代「諸事支払簿」に「見世蔵 間口四間奥行五間二尺 明治二十二年九月 立前」と記録されています。
平成22年8月1日からは、万華鏡ギャラリー寺田園茶圃「見世蔵」として、観光情報の発信と市民交流の場の拠点として新たな役割も担っています。
平成23年7月25日に国登録有形文化財に登録されました。流山市では登録文化財の第2号です。
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