利根運河観光のコンセプト


ページ番号1013047  更新日 平成29年9月15日


 観光とは、「国(地域)の 光 (文化、人々の暮らし、誇り)を 観 る」ことである。利根運河を観光利用するためには、運河を人々の暮らしの中にどう取り入れるのか、どんな文化(生活様式、行動様式)を生み出すのか、を考えなければならない。

 われわれは、利根運河のすばらしさを生かし、往時の利根運河との関わりを現代の生活の中に蘇らせ、私たちも楽しく、訪れてくれる人々も楽しんでもらえるように、利根運河観光のコンセプトを 「エコツーリズム」 とした。

利根運河、家族で、四季のエコツーリズム

 家族で1日、のんびりと利根運河の自然や歴史を満喫してみませんか?

 日本は、四季の彩りが美しい国であったことがわかります。

参考:利根運河エコミュージアム

 「利根運河地域資源活用構想策定調査」では、グリーン(エコ)ツーリズムを理念とし、利根運河と周辺地域をエコミュージアムと捉えている。グリーン(エコ)ツーリズムとは、「地域との人的・物的・心的相互関係の上に、継続的な地域文化とのふれあい、都会と地域の交流型コミュニティを育て、住民・企業・行政のパートナーシップによって、自然環境や地域社会を対象に、多様なリクリエーション空間の整備、農的に多様なビジネスを創出し、持続可能な地域社会の実現を目指す」としている。今回のコンセプトも同様の考え方をとっている。

参考:運河の再生・活用の最終形

 運河の再生・活用の基本は、地域のレクリエーション活動にどのように結びつけるか、ということに尽きる。(ヨーロッパしかり、富山県の富岩運河や東京都の江東内部河川しかりである。)そして、ポイントは、舟をどのようにしたら浮かべられるか、である。舟がいてこそ運河の本来の姿を理解することができる。利根運河は、現在の水量では舟の活用には無理がある。水量の復活を長期的に取り組み、将来的には舟の復活を実現したい。


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