ページ番号1049173 更新日 令和7年3月25日
当補助金は、地域で抱える社会的課題の解決に向けて、市民活動団体が自発的に行う市民公益事業に要する費用の一部に対して交付する補助金です。
「市民公益事業」とは、市民による自主的活動のうち、活動による利益を享受できる対象を会員内外へ開き、地域や不特定多数の市民に利益をもたらすことが望める事業のことです。
令和4年度より、従来の制度を引き継ぎ高い公益性を有する事業を対象とする「おおたか補助金」と、設立5年未満の団体による事業を対象とする新設の「ひなどり補助金」の2つの区分を設け、それぞれの事業の段階に合わせた支援を実施しています。
令和7年度は、「おおたか補助金」の区分に7事業、「ひなどり補助金」の区分に5事業、計12事業の応募がありました。
各事業の審査は協働まちづくり提案調整会議が行い、「おおたか補助金」に応募のあった7事業については、3月1日(土曜日)に開催された「公開審査会」において公開での審査、「ひなどり補助金」に応募のあった5事業については、応募書類に基づいた書面による審査が行われました。
その結果、「おおたか補助金」で6事業、「ひなどり補助金」で4事業、計10事業が補助金の対象すべき事業として、会議から市へ推薦があり、市は推薦結果を尊重し、推薦された10事業を公益事業補助金の対象事業に認定しました。
公開審査会当日の開催状況については、ぐるっと流山に記事を掲載しておりますので、ご覧ください。
事業名 | 実施団体名 | 事業概要 |
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流山市に子どもの権利条約を広めるプロジェクト | 流山子育てネット | 「子どもの権利条約」の内容や子どもの権利について周知・啓発を行う事業。 子ども自身へ子どもの権利について伝えるほか、子どもと関わる子育て中の親や子ども・子育て、その他の一般市民に対しての事業も行う。 具体的には講演会、シンポジウム等を3回行う。 |
家庭訪問型子育て支援事業 | ながれやま未来netはぐはぐ | 市が取り組む子育て支援の隙間を埋める事業として、家庭訪問型子育て支援事業の実施を目的とする。 基調講演・連続講座の実施により、訪問事業の担い手を育成する。 また、講座実施後は、修了者による実際の訪問事業を実施する。 |
ジュニア防災リーダー養成プロジェクト | 流山防災まちづくりプロジェクト | 発災時には、必ずしも親子がともに過ごすことができるとは限らないことから、子ども自身が自らの権利を守り、過ごすことができるよう講座を実施する。 加えて、子どもたちの防災意識向上を通じて、各家庭の防災意識向上もねらいとする。 また、防災ポーチを作成するワークショップもあわせて実施する。 |
マンション防災推進事業 | 流山防災まちづくりプロジェクト | 市内、特に南流山・おおたかの森地域において、マンションが急増しているが、そこでは自主防災組織の設立が少なく、防災面で不安がある。 ついては、マンション独自の問題なども含めた防災に関する講座等を実施し、マンション住民の災害リスクの低減、ひいては市全体の防災力強化に繋げることを目指す。 |
ペットと共に備える防災 | 流山防災まちづくりプロジェクト | 避難所へのペットの同行避難を中心に、ペットの防災について講座を行い、実際の災害が起きた際のトラブルを減少させることを目的とする。 ペットの飼い主に対して、日頃の備えや避難所での過ごし方等について伝えるほか、避難所運営者を対象としたペット同行避難の受け入れ方法についての講座も実施する。 |
地域との繋がりが希薄な単身者のための防災事業 〜誰一人取り残さない防災まちづくりへ〜 |
流山防災まちづくりプロジェクト | 発災時に、地域との繋がりが希薄な単身者は孤立してしまうリスクが高いことから、単身者自身が「自助」「共助」の意識を持ち、誰一人取り残さない防災まちづくりを目指す。 具体的には単身者を対象とした3講座1セットの防災講座を実施する。 団体メンバーの防災士が講師を担い、防災士資格の取得についても案内する。 |
事業名 | 実施団体名 | 事業概要 |
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インクルーシブイベント事業 | リプル流山 |
発達障害やグレーゾーンの子どもたちやその家族の孤立解消に向けて、インクルーシブをテーマに、誰もが参加しやすいイベントを開催する。 |
流山・こどもと親の不登校サポート事業 | フリースクール流山 | 不登校の子を持つ親に対して、学校だけでは難しい多様な居場所や支援機関の情報等の提供を行うことで孤立感・不安感の解消を目指し、ひいては、親を支えることを通して、子の将来的な社会的自立に繋げていく。 具体的には、「当事者・経験者の生の声を聴く・つながる」をテーマに、講演会やシンポジウムを実施する。 |
共育推進事業〜子どもたちと共に育む『共育』 | みらいのたね応援団 | 急速に変化する社会の中で、子どもたちにとって「主体性」や「生きる力」を身につけることの必要性が高まるなか、それを教育現場のみに求めるのではなく、保護者や周囲の大人自身も、共に学び共に育む「共育」が求められている。 流山市民が「共育」の担い手となっていくことを目指し、専門家による講演会や市民がディスカッションできるサロン会を開催する。 |
親子サロンに助産師を中心とした専門職の招致事業 | 親子サロンBLOOM | 助産師等の専門家に相談できる場について、産後の母親からのニーズが高いことから、毎月開催している親子サロンに助産師を招き、母親同士のコミュニケーションに加え、専門家との相談もできる場とする。オンラインでも実施し、外出が難しい母親も参加できるようにする。 助産師への相談機会の充実は、病院の混雑緩和などにもつながると考える。 |
認定事業として実施される各種イベントの情報については、広報ながれやまへの記事掲載、市内公共施設へのチラシ設置のほか、市公式LINEアカウント(イベント情報の項目)での発信により、随時お知らせしていく予定です。ご興味のあるイベントなどがありましたら、ぜひご参加ください。
市民生活部 コミュニティ課
電話:04-7150-6076
ファクス:04-7159-0954
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