ページ番号1003130 更新日 令和3年10月28日
この車両は、平成30年1月に更新されました。救急救命士が乗務し、病院の医師の具体的指示により、特定行為(救急救命処置)を行うための資機材を備えています。
メインストレッチャーは傷病者を寝たままの状態で移送できる車輪付きの担架です。背もたれの角度を変えたり車椅子状に変更することもできます。
全身固定用具(バックボード)とは交通事故等で頚椎の損傷が疑われる場合などに、全身を固定して搬送するための担架です。
除細動器とはVF(心室細動)、VT(無脈性心室頻拍)の心肺機能停止の際に機械的に解析を行い必要に応じて電気ショックを与えるものです。
救急救命士が心肺停止状態の傷病者やショック状態、低血糖の傷病者に対して医師の指示のもとに行うことができる救命処置です。
医療行為である「気管挿管」を実施する際に今までは、直接声門視認型硬性喉頭鏡を使用していました。現在では、モニターがついているビデオ硬性挿管用喉頭鏡があり、気管挿管の出来る症例が広がり、容易に気管挿管が出来るようになりました。
平成26年には、処置拡大2行為「心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保および輸液、低血糖発作症例へのブドウ糖投与」が新たに可能となりました。
酸素投与は心肺停止、ショック状態、呼吸不全の傷病者に酸素マスクなどを用いて酸素を投与するものです。
患者監視装置(ベットサイドモニター)とは傷病者の血圧、血中の酸素飽和度、心拍数、心電図を測定するものです。
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