旧清美園のごみ焼却施設解体・撤去計画
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更新日
平成29年9月15日
1 計画策定の目的
旧清美園の再整備事業において休止しているごみ焼却施設を解体・撤去するに当たり、近隣住民の皆様に対する安全が確保され、より効率的な解体が行えるように計画を策定するものです。
併せて国に対して当該焼却施設の財産処分に係る手続きを行なうものです。
2 調査を実施した場所
旧清美園の休止しているごみ焼却施設及び関連用地
3 委託内容
(1)ダイオキシン類等事前調査
ダイオキシン類調査
- ごみ焼却施設内
- 周辺大気
- 周辺敷地
(2)解体工事実施設計
(3)財産処分承認申請書作成
4 解体の進め方
旧焼却施設の解体にあたっては、近隣住民の皆様に対する安全が確保され、生活環境等に十分配慮した計画を策定すると共に、解体工事従事者へのダイオキシン類ばく露防止対策等を行うため、解体工事発注前に焼却施設内部のダイオキシン類による汚染状況調査を実施し、その結果を基に安全で効率的な解体工事を行えるように計画を策定しました。
工事着手は、平成20年1月以降を予定しています。
なお、着手前には工事に関する地元説明や回覧等によるお知らせを予定しまていす。
5 解体・撤去の手順及び環境対策
次のフローのとおり行います。
1 着工前調査
- 汚染物のサンプリング調査、分析
- 管理区域の決定
- 周辺環境の調査(標準砂設置)
2 解体工事施工計画
- 全体施工計画
- 解体工事等各種届出
- 保護具(レベル1からレベル3まで)の選定
3 住民説明
4 仮設工事
- 外部足場、煙突等足場設置
- 管理区域の密閉工事(ダイオキシン類対策)
- クリーンルーム、工事用排水処理設備設置
5 解体工事・廃棄物処理
- プレ除染
・付着物除去作業
・残留灰の撤去、残留汚水の処理
- 除染(高圧水等使用)
(1)煙突除染
(2)焼却炉除染
(3)プラント設備(集じん設備、煙道等)除染
(4)除染結果の確認
- 煙突解体、プラント設備解体
- 建屋・基礎の解体
- 外構解体・周辺建物解体
- 廃棄物の分別、適正処理
- 解体作業中調査
・作業環境測定(空気中のダイオキシン類濃度、総粉じん濃度)
・周辺環境調査(集塵機排出口のダイオキシン類濃度、騒音、振動等)
- 廃棄物、リサイクル物搬出
6 事後調査
解体・撤去時の環境対策
- 煙突および建屋の外部に足場を設置し、シートで覆い解体時の粉塵の飛散を防止します。
- 煙突及び焼却炉等の解体は耐火煉瓦及び設備の内面汚染物を除去するため高圧洗浄します。その後、除染状況を確認してから、煙突及び焼却炉を解体します。
- ダイオキシン類等に汚染されている区域は汚染物が外部に漏出しないように汚染区域を密閉し、負圧状態を保ちます。
- ダイオキシン類の作業区域から外部への排気は、粉塵やダイオキシン類等を十分に除去できるフィルター等を通して行い、外部環境への影響を抑えるようにします。なお、除染工事中は24時間負圧状態を保ち、外部への漏洩を防止します。
- 粉塵測定は作業員のばく露防止及び施設外への汚染物の漏洩防止のため24時間連続監視します。
- 汚染物の除染作業により生ずる排水が外部に流出しないように流出防止対策を行います。また、その排水は浄化処理し基準値以下にしてから放流すると共に、排水処理設備が稼動中は水質のモニタリングを行います。
- 飛灰、汚泥、耐火物などは粉塵等が漏出しないように梱包し、非浸透性の区域に保管後、安全に搬出します。
- アスベストを含むPタイルの解体は「非飛散性アスベスト廃棄物の取扱いに関する技術指針」及び石綿障害予防規則により行います。
- アスベストを含むPタイルは飛散しないようにシートを掛け、他の廃棄物と分類して保管・処理します。
- 使用した防護服、手袋、その他のものは専用の容器に入れて保管・処理します。
- 万一、ダイオキシン類の漏洩が確認された場合は、緊急に対応処置を施すとともに周辺住民の皆様に情報を提供いたします。
環境部 クリーンセンター
電話:04-7157-7411
ファクス:04-7150-8070
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