ページ番号1002547 更新日 平成29年9月15日
循環型社会の形成を目指した施設づくりです。
現在のし尿処理施設は、建設後、既に30年以上が経過し、この間、施設の老朽化が進むなど施設管理上、大きな負担となっています。
また、隣接する旧焼却施設も老朽化が著しいため、早期の解体を行う必要があります。
そこで、し尿処理施設の再整備について、以下の基本的な考え方に基づき検討することとしました。
前述の基本的な考え方に基づき、廃棄物循環型都市づくりを目指す観点から、再整備する施設において処理する可能性のある有機性廃棄物(いわゆるバイオマス資源)を資源化する方法について、広く検討を行いました。また、し尿及び浄化槽汚泥の処理汚泥を資源化する技術についても検討しました。(フロー図参照)
その結果、再整備する施設は、し尿及び浄化槽汚泥の処理汚泥と市内から発生する剪定枝について、チップ化、堆肥化等による再利用方法を図るための機能を有し、助燃材化による安定的な処理を行う「汚泥再生処理センター(注1)」とすることが適当です。
(注1)汚泥再生処理センターは環境省交付金対象施設の名称です。
[画像]汚泥再生処理センター稼動後の有機性廃棄物フローの図(35.1KB)具体的な施設の整備計画の策定に当たっては、(1)必要な施設能力を有すること、(2)処理が効率的にできること、(3)周辺環境への負荷が少ないこと、(4)外観等が周囲と調和を保つこと、といった用件を満たす必要があります。
再整備に当たっては、下記の事項に留意することを求めます。
(注2)旧焼却施設の解体は、「汚泥再生処理センター」の整備と合わせることにより、環境省の交付金事業として実施することが可能になります。
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