ページ番号1002226 更新日 令和8年8月21日
流山市は江戸川や利根川の豊かな水と肥沃な土地に恵まれ、古くから農業が盛んな地域です。江戸時代には水運を生かした農業や醸造業が発展し、現在は東京に近い立地を生かした都市近郊農業が営まれています。ねぎ、えだまめ、ほうれん草をはじめ、多彩な農産物が生産されています。
流山市では、新川耕地や前ケ崎地区を中心に古くから稲作が行われてきました。新川耕地は「葛飾早稲」発祥の地ともいわれ、昭和30年代頃まで米づくりは地域農業の中心として、人々の暮らしや食文化を支えてきました。
文化11年(西暦1814年)、流山の醸造家・二代目堀切紋次郎によって白みりんが開発されました。原料となる米の生産と江戸川の水運に恵まれた環境を背景に、白みりんは江戸へ広まり、流山市は米づくりと醸造文化が発展した地域として知られるようになりました。
高度経済成長期以降、都市化に伴い流山市の農業は米づくりから野菜栽培へと転換しました。昭和50年(西暦1975年)頃には農業生産額で「ねぎ」が「米」を上回り、現在では新鮮な農産物を消費地へ届ける都市近郊農業が流山市の特色となっています。
流山市の「お米」の生産は、新川耕地を始めとして77ヘクタールの水田で栽培され、そのほとんどがコシヒカリです。8月下旬から黄金色に輝いた稲穂の刈り取りが始まり、美味しい新米が味わえます。
流山市内で1年間に生産される「お米」は約370トンです。
[画像]稲の画像(113.1 KB)
流山市は県内で有数のねぎ産地として知られ、地域ブランド「坊主知らずねぎ」など高品質なねぎが栽培されています。「坊主知らずねぎ」は、春になっても花芽がつきにくく、5月頃までおいしく出荷できることが特徴です。
流山市内で1年間に出荷される「ねぎ」は約4,070トンです。
[画像]白ねぎの画像(93.0 KB)昭和26年(西暦1951年)頃、東葛地域で最初にあおねぎの栽培が始まったのが流山市です。以来、高品質なあおねぎの産地として広くその名が知られています。
流山市内で1年間に出荷される「あおねぎ」は約510トンです。
肥沃な土壌を生かした露地栽培が盛んで、寒さによって甘みが増す冬が旬です。県内有数のほうれん草産地として、現在も多くの農家が露地栽培で自然の力を生かしたおいしいほうれん草づくりを続けています。
流山市内で1年間に出荷される「ほうれん草」は約2,050トンです。
[画像]ほうれん草の画像(91.5 KB)えだまめは鮮度が高いほど美味しいもの。朝採れの新鮮なえだまめをその日のうちに近隣のスーパーや直売所に出荷しています。また、「枝豆立毛共進会」を通じて栽培技術の向上にも取り組んでいます。
流山市で1年間に出荷される「えだまめ」は約630トンです。
[画像]えだまめ画像(95.6 KB)いちごやキウイフルーツ、ぶどう、ブルーベリーなどの果樹をはじめ、シクラメンやゆりなどの花きも栽培されています。新鮮な農産物の直売も盛んに行われており、多彩な農産物が地域の豊かな食と暮らしを支えています。
[画像]いちごキウイブルベリ画像(274.8 KB)
流山市で生産されている主要な農産物の収穫時期をご紹介します。旬の時期ならではの、新鮮でおいしい地元の恵みをぜひお楽しみください。
流山市では、「流山お田んぼクラブ」による米づくり体験や、小学校での農業体験・食育活動などを通じて、地域の農業や食文化を次世代へ伝える取り組みが続けられています。
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