文化財とは


ページ番号1001776  更新日 平成29年9月15日


文化財とはどんなものをいいますか

 文化財は、長い歴史のなかで私達の祖先が生み出し、今日まで守り伝えてきた貴重な遺産です。私達の歩んできた道のりや生み出してきた文化を正しく理解する上で欠く事ができないものであり、将来の文化の創造の基礎になるものです。

 「文化財保護法」では文化財を次のように分類しています。

有形文化財

神社の建築や寺院の仏像、工芸品や絵画など形のあるもの。

無形文化財

 能や歌舞伎などの芸能、音楽、陶磁器・漆器・染色品などをつくる技術などです。

民俗文化財

有形民俗文化財

人々が日常生活に使う道具や生業・信仰に関わるもの、流山では博物館で展示している「みりん醸造用具」などです。

無形民俗文化財

年中行事や人生儀礼などの風俗習慣や神楽などの芸能です。おびしゃ行事などが該当します。

記念物

史跡

貝塚・古墳など土地と一体となった遺跡です。

名勝

美しい渓谷や山岳また人工の庭園などです。

天然記念物

珍しい動植物など。阿寒湖のマリモや沖縄県のイリオモテヤマネコが有名です。

文化的景観

 棚田や里山など人々の生活や生業、地域の風土により形成された景勝地です。平成17年度から文化財に加えられました。

伝統的建造物群

 宿場町、城下町、農漁村など建物が集まって町並みを形成しているところです。近くでは佐原や川越など。

文化財の保存技術

 文化財を保存・修復などする技術のこと。これも大事な文化財です。

埋蔵文化財

 土地に埋まっている文化財。流山市内では貝塚や古墳のほか、縄文時代や古墳時代、奈良・平安時代などの遺跡(埋蔵文化財包蔵地)が230か所あります。

文化財愛護のシンボルマーク

[画像]文化財愛護のシンボルマークのイラスト(10.5KB)

 両手の平と日本建築の伝統的要素である組物(くみもの)をイメージしたパターンを3つ重ねることにより、過去・現在・未来にわたる永遠の伝承を表現したものです。昭和41年文化財保護委員会が決めました。


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