ページ番号1037339 更新日 令和4年8月31日
令和4年8月25日(木曜日)、赤城福祉会館において、「流山市手話出前講座」が開催されました。
今回は、流山1丁目から9丁目までの、流山本町における9つの自治会の皆様から、「誰一人取り残さないまちづくり地域づくり」への取り組みとしてお申込があり、当日は22人の方が受講されました。
流山本町の9自治会の皆様は、今年4月に行政出前講座も受講いただいており、その際に流山市手話言語条例についての説明を行っていたため、今回の手話出前講座については、通常第1部として障害者支援課職員が行う流山市手話言語条例についての講義の時間を割愛し、流山市手話言語普及促進委員会の皆さんのタイムスケジュールに沿って行われました。
始めに、流山市手話言語普及促進委員会の方から、ろう者の生活についてのお話がありました。
災害時には、避難所等で、周囲の方に聴覚に障害があることを知らせるための黄色いバンダナやヘルプマークを活用したり、助けを呼ぶ際にはホイッスルやライトを活用することなど、自治会の皆様と情報共有しました。
その後、4つのグループに分かれて手話表現の学習にうつり、「おはよう」や「ありがとう」など日常で使う手話や、「痛い」「危ない」「逃げる」など災害に関する手話を学んだ後、地域の特性を含めた簡単な会話形式の例文に挑戦しました。
ろう者から直接手話表現を学ぶことで、手話が顔の表情や体の強弱も文法の一部であり、言語であることを実感することができ、受講した方からは「とても楽しかった」「今日学んだ内容を今後も忘れないようにしていきたい」などの感想をいただきました。
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