ページ番号1041913 更新日 令和6年6月3日
熱中症予防のための情報発信として、令和6年4月24日から10月23日まで、「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」が運用されています。
1.熱中症とは
2.熱中症には予防が大切です
3.熱中症(特別)警戒アラートを活用しましょう
4.熱中症を引き起こす要因
5.熱中症の症状
6.熱中症になった時の応急処置
「熱中症」は、高温多湿な環境下において、体中の水分および塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温調節などの体内の重要な調整がうまくできなくなることで発症する障害の総称であり、めまいや大量の発汗、頭痛・嘔吐・倦怠感、ひどい時にはけいれんや意識障害など、様々な症状を引き起こす病気です。
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明け後の7月下旬〜8月上旬に多発する傾向があります。
風通しをよくして、窓から差し込む日光を遮りましょう。
エアコンや扇風機を利用しましょう。室温をこまめに確認しましょう。
暑い日は決して無理をしないで、こまめに休憩しながら作業をしましょう。
日陰を選んで歩いたり、日傘や帽子を使用し、直射日光を防ぎましょう。
通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用しましょう。
保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やしましょう。
激しい運動をしていなくても、1時間ごとにコップ1杯の水を目安として、水分補給をしましょう。
一般的に、食事以外に1日当たり 1.2リットルの水分摂取が目安とされています。
暑い場所に行く前後・運動の前後・起床後・入浴後などこまめに水分補給しましょう。
のどが渇いたと感じた時は、すでに脱水症状を起こしている場合もあります。特に、高齢者は暑さやのどの渇きを自覚しにくいため、注意が必要です。
激しい運動などで、大量の汗をかいている時は、水だけでなく、スポーツドリンクや塩分の含まれた飴をなめるなどして、塩分も補給しましょう。
アルコールでの水分補給は、尿の量が増えて体内の水分を排出してしまうので、逆効果になります。
マスクを着用されている場合は、皮膚からの熱が逃げにくくなったり、マスク内の湿度が上がり喉の渇きを感じづらくなることに留意しましょう。
睡眠は十分にとるようにしましょう。
食事をしっかり食べましょう。
暑くなり始めの時期から適度にウォーキングなどの運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度)を心掛け、身体が暑さに慣れるようにしましょう(暑熱順化)
※ただし、その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で実施してください。
熱中症のリスクが高まった際に注意を呼び掛ける「熱中症警戒アラート」に加え、令和6年度から重大な健康被害が生じる危険な暑さの際に発表される「熱中症特別警戒アラート」も同時に運用が開始されました。
熱中症警戒アラート | 熱中症特別警戒アラート | |
---|---|---|
位置づけ | 気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合 | 気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合 |
発表基準 | 府県予報区等内のいずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数(WBGT)が33に達すると予測される場合 | 都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合 |
発表時期 | 前日午後5時頃及び当日午前5時頃 | 前日午後2時頃 |
下記サービスに登録をすると熱中症警戒アラートや暑さ指数に関する情報を受け取ることができます。ぜひご活用ください。
暑さ指数(WBGT)は、人体の熱収支(外気との熱のやりとり)に与える影響の大きい順に、(1)湿度 (2)周辺の熱環境(日射・輻射等) (3)気温 の3つを組み合わせた指標で、熱中症が発生しやすい状況を判断するための目安となります。
暑さ指数 (WBGT) |
注意すべき 生活活動の目安 |
注意事項 |
---|---|---|
危険 (31以上) |
すべての生活活動 でおこる危険性 |
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 (28〜31) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
警戒 (25〜28) |
中等度以上の生活 活動でおこる 危険性 |
運動や激しい作業をする際は、定期的に十分に休息を 取り入れる。 |
注意 (25未満) |
強い生活活動で
おこる危険性 |
一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生 する危険性がある。 |
湿度が高い、日差しが強い、気温が高い、風が弱い、急に暑くなった日、エアコンのない室内
高齢者、子ども、乳幼児、肥満の人、持病のある人、体調の悪い人、暑さに慣れていない人
激しい運動、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない、手足のしびれ、気分の不快
頭痛、吐き気、嘔吐、体がだるい(倦怠感)、虚脱感
高い体温、まっすぐに歩いたり走ったりできない、呼びかけに対する反応がおかしい、けいれん、意識がない
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる
衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)
水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する
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