ページ番号1018628 更新日 令和5年3月31日
麻しん(はしか)は感染力が非常に強いため、感染拡大に注意が必要です。日本は平成27年3月に世界保健機関(WHO)から麻しんの排除状態と認定されましたが、その後も海外で感染した患者さんなどから国内での感染拡大事例が発生しています。
麻しん・風しんの予防、感染の拡大防止には、麻しん風しん混合ワクチン(MR)の定期接種を「早めに」「確実に」受けることが重要です。
予防接種の種類 |
対象期間 |
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第1期 |
1歳児(生後12カ月から生後24カ月に至るまで) |
第2期 |
小学校入学前1年間の幼児(4月1日から3月31日まで) |
母親が免疫を保有していても、生後4〜6カ月で移行抗体はほぼ消失し、6カ月過ぎると罹患の可能性が出てきます。
1歳のお誕生日を迎えたら早めに第1期の麻しん風しん混合ワクチン(MR)の定期接種を受けるようにしてください。1歳6カ月児健康診査でも面接時に接種の確認をさせていただいています。
麻しん風しん混合ワクチン(MR)の接種による抗体は95%の人が獲得しますが、約5%は抗体ができません。そのため、第2期を忘れずに受けることが確実な免疫獲得のために必要です。
第2期は、同じように小学校入学前1年間(4月1日から3月31日まで)に麻しん風しん混合ワクチン(MR)の定期接種を受けてください。年度末まで待たずに早めに定期接種を受けるようにしましょう。
なお、0歳で緊急避難的に任意接種を受けた場合も、第1期、第2期の定期接種を忘れずに受けましょう。
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