ページ番号1011042 更新日 平成29年9月15日
昭和35年に建築された家屋ですが、年々老朽化していくのに評価額が下がらないのですが。
家屋の評価額は、評価の対象となった家屋と同一のものを評価替えの時点においてその場所に新築した場合に必要とされる建築費に、家屋の建築後の年数の経過によって生じる損耗の状況による減価等を表した経年減点補正率を乗じて求めることとされております。
ただし、その価格が前年度の価格を超える場合は、通常、前年度の価格に据え置かれます。
家屋の建築費は、平成5年頃からそれまで続いていた上昇傾向が沈静化し、以後は建築資材価格等が下落傾向を示しています。
このようなことから、比較的建築年次の新しい家屋については、評価替えごとにその価格が下落しています。
一方、建築年次の古い家屋については、過去に建築費の上昇が続く中、評価額が据え置かれていたこともあって、近年の建築資材等の下落を加味した評価額であっても、以前から据え置かれている価格を下回るまでにはいたらず、評価額が下がらないといったことがあります。
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