平成28年9月13日(火曜日)、江戸川台の幼児教育支援センター附属幼稚園(木曽啓子園長)で、「そらべあ発電所」寄贈記念式典が行われ、ホッキョクグマの「そら」と「べあ」から同幼稚園に太陽光発電設備がプレゼントされました。
これは、NPO法人「そらべあ基金」が、企業からの協賛を基に全国の幼稚園や保育園に太陽光発電設備の寄贈を行う「そらべあスマイルプロジェクト」に流山市が応募し実現したもの。同NPOでは55基目、今回協賛を行ってくださったソニー損害保険株式会社では18基目の寄贈となります。
式典では51人の園児の前に「そら」と「べあ」の兄弟が登場。2匹は氷の大地が溶けてしまってお母さんとはぐれてしまい、お母さんを探す旅の途中で同幼稚園に立ち寄ってくれたそうです。
ワークショップでは手回しモーターで扇風機を回す発電体験や地球温暖化のクイズなどの環境学習も行われ、電気を節約することや、物を長く大切に扱うことが、「そら」と「べあ」の故郷の北極の氷を守ることにもつながることを学びました。
幼稚園の屋根に付いた太陽光発電設備のほか、記念プレートがソニー損保株式会社・小原広報課長から木曽園長へ、小型蓄電池がそらべあ基金・大島理事から井崎市長へ、そらべあ絵本のプレゼントが「そら」と「べあ」から直接園児代表のひとみちゃんとさん君へそれぞれ手渡されました。
式典が終わっても大人気の「そら」と「べあ」。最後は園児一人ひとりと握手をしてのお別れです。園児のみんなのこれからの頑張りで、「そら」と「べあ」の故郷の北極の氷を守ることができ、きっと二人の涙も止めることができるでしょう。
今回寄贈を受けた太陽光発電設備は容量3.24KWで同幼稚園の消費電力の約5%をまかなうほか、蓄電池と合わせ災害時の非常用電源としても使用できます。流山市では公共施設への太陽光発電設備の設置を進めており、屋根貸しにより小中学校を含む29施設で約672KW、自家消費用として今回の設備を含め6施設で約50KWを設置しています。
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