平成28年3月17日(木曜)、県立流山高校で、在学中に有権者となる高校2年生188人(在籍200人)と柏特別支援学校流山分教室2年生7人(在籍8人)が模擬投票を行いました。この模擬投票には同流山分教室1年生も参加。また、流山高校での模擬投票は、先日2月19日に3年生を対象に実施し、今回で2回目となりました。
この模擬投票は、新たな有権者となる高校生に選挙や政治に関心を持ってもらおうと、流山市選挙管理委員会が企画し、実施したものです。
選挙のテーマは、架空の街「流山高校市」の市長選挙。候補者は4人おり、市が保有する空き地の活用方法が選挙の争点となっています。
生徒は事前に配られた選挙公報と当日候補者の演説を聞いて、投票先を決めました。
4人の候補者役は生徒が務めました。4人はそれぞれ、高齢者向けの介護施設の建設、緑地・公園の整備による防災広場設置、ショッピングモールの建設、子育て向けに保育所付きの大型マンションの建設を訴えました。
体育館に設けた投票所では、実際の選挙で使う投票箱や記載台、用紙交付機を利用し、受付・名簿対照・用紙交付は学校で選挙管理委員を務める生徒たちが担当しました。また、流山市明るい選挙推進協議会の方に投票管理者と投票立会人を務めていただき、本番さながらの模擬投票となりました。
開票は、投票と同じように選挙管理委員の生徒と流山市明るい選挙推進協議会の方によって行われ、結果は、当選と次点は1票差の接戦となり、防災広場設置を訴えた候補者が当選しました。
開票時には候補者役の4人の生徒に出てきてもらい、当選した生徒からあいさつをいただきました。
講座の最後には、選挙管理委員会事務局長から、候補者情報の集め方などを説明し、「選挙権を持ったらぜひ投票に行ってほしい」と呼びかけました。
同選挙管理委員会では、高校生に有権者として意識を高めてもらおうと市内の高校を対象に、模擬投票などの選挙出前講座を引き続き実施していきます。
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