平成28年3月12日(土曜)、生涯学習センターで、ザ・サードコーストジャズオーケストラによる東日本大震災復興支援チャリティコンサートが開催され、多くのジャズファンがスタンダードナンバーなどを楽しみました。平成26年3月に同センターで、フリーアナウンサーの傍ら「三軌展」で毎年入選するなど画家としてもご活躍の吉田照美さんの作品を展示させていただいた「“私たちの”吉田照美絵画展」の会場で、同オーケストラのメンバー有志が演奏したのを機に毎年3月に続けられているものです。
入場は無料なのですが、会場に募金箱を置かせていただき、お寄せいただきましたご寄附につきましては、流山市の姉妹都市である福島県相馬市にお届けしています。昨年度、会場に入りきれない方々がいらしたことから今回は事前に整理券を配布させていただきました。コンサートでは、スウィングジャズをはじめオリジナル曲などビッグバンドの迫力ある演奏を披露し、大きな拍手が贈られていました。
ザ・サードコーストジャズオーケストラのバンド名である「サード・コースト」は、船橋の象徴であり東京湾で残された数少ない自然の宝庫でもある「三番瀬」にちなんで名付けられました。千葉県内を中心に地域に密着した演奏活動を続けている社会人のビッグバンドです。ベイシー、エリントンはもとよりラテン、フュージョン、ポップス、そして数多くのオリジナルアレンジなど、幅広いレパートリーを持っています。
東日本大震災から5年を迎え、生涯学習センターでは、「アントニオ ウィズ フレンズ チャリティコンサート絆5.」が3月9日に、「3・11法話と音楽のつどい」が3月11日にそれぞれ開催されました。また、森の図書館では、「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」が3月30日まで開催されています。こうしたコンサートや絵画展は、東日本大震災の被災地復興支援を風化させないようにという思いと、いつ起こるか分からない大震災への備えを忘れないようにとの思いから続けているものです。
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