平成28年1月15日から2月12日までの毎週金曜に、文化会館において中央公民館と流山史跡ガイドの会の共催の「流山郷土史検定」を開催しました。
これは、事前セミナーと検定試験がセットになっている講座で、初回から4回目の講座に渡って流山の郷土史を3回の座学や1回の史跡めぐり(現地見学)で事前セミナーを行いました。そして、最後の日に検定試験を受けるといった内容になっていて、21人の方が受講されました。
郷土史検定の参考テキストとして使用されたのは「流山のむかし」という100ページを超える本で、毎回の座学で講師を務めるのは流山史跡ガイドの会の皆さんです。
事前セミナーでは、この本の中から検定試験の問題が出題されることもあり、歴史を理解できるよう講師の解説を交えながら本を読み解くという形式で講義が進みました。
事前セミナーの最終回には史跡めぐり(現地見学)として、流山の本町界隈を流山史跡ガイドの会の方のガイドを交えて、目で見て、歴史を勉強しました。その際には、昨年郷土史験検定を受けて見事合格し、流山史跡ガイドの会に入会した方が、今年の郷土史検定の受講者にガイドをするシーンもありました。
史跡めぐりについて、参加者からは「座学で学んだ史跡を見ながら話を聞くという形式で現地を回ることはとても勉強になりました」「もっとほかの場所のガイドも受けてみたい」などの声が聞かれ、好評のうちに4回の事前セミナーを終了しました。
事前セミナー終了後の検定試験には18人の方が挑戦し、11人の方が70点以上をとり見事合格されました。2週間後に合格証書授与式が開催され、流山史跡ガイドの会代表の青柳さんから直接合格証書を手渡されました。検定合格を目標に勉強してきた皆さんの喜びと充実感はひとしおで、合格した方の中には「これを契機に同会と一緒に史跡ガイドの活動に参加したい」という方もいらっしゃいました。
皆さんも、史跡ガイドの会が案内する史跡ガイドウォーキングに参加して、流山の魅力に触れてみませんか。毎年春と秋に開催していて、多くの方が参加されている人気のイベントです。また、来年の郷土史検定に挑戦することで更なる知識を得ることもできます。詳細は文化会館(電話04−7158−3462)まで。
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