平成28年2月3日(水曜)、株式会社NTT東日本南関東千葉事業部東葛営業支店の藤沢朋支店長、生田目営業課長、宇賀神サポート主査の3人の方が市長室を訪れ、「電話お願い手帳」と「ふれあい速達便」を200部寄贈してくださいました。この手帳は、1983年(昭和58年)に流山市の聴力障害者部会(現・流山デフ協会)、旧流山電信電話公社、市が共同で考案したもので、耳や言葉が不自由な方がいる世帯と消防署を結ぶ緊急時の連絡ツールとして全国に先駆けて作成されたもので、流山市が発祥の地となっています。
「電話お願い手帳」は、「緊急」「お願い」「電話」「メモ」などのカテゴリー別に、耳や言葉の不自由な方が外出先で用件や連絡先などを書いて、近くの人に協力をお願いする際に使用できるものや、市役所や病院などの呼び出しで合図をしてほしい時などに使用できる「お願いカード」の内容になっています。毎年、手帳の中身も改訂され、今年は災害用伝言板の使い方がより詳細になり充実されました。「ふれあい速達便」は、ファクスを簡単に利用してもう事を目的としています。
1993年(平成5年)以来、毎年支店やお客様窓口、地方自治体・福祉団体などを通じて無料配布されています。流山市役所では、障害者支援課の窓口などに置いています。
藤沢さんから、電話お願い手帳とふれあい速達便はそれぞれ環境に配慮された素材でできていることや、グリーンカーテンにも協力している話をされ、井崎市長も「市も環境にやさしい街づくり」を推奨していることや、教育の場面では将来「ICタブレットを導入し、皆で作り上げる授業を行えるようにしていきたい」と意見交換をしていました。
この手帳やカードを持った方に街角で何かお願いされた際は、ぜひご協力をお願いします。
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