平成28年1月21日(木曜)、創作童話グループ「かざぐるまの会」(豊桑由美子代表)の方々が市役所を訪れ、短編童話集「風のしっぽ 13のものがたり」(銀の鈴社)を市の小学校、図書館、児童センターに30冊寄贈してくださいました。
同会は、市が行った童話講座をきっかけに結成されて以来、市内で30年以上も活動を続けられています。2年に1度のペースで同人誌を発行してきた活動が出版社の目にとまり、同会として初めて出版社からの刊行となりました。
この童話集には、このために書き下ろされたものや、既に発表した作品をリメイクしたものなど、13人の会員それぞれの自信作が掲載されています。小学校低学年のお子さんから大人の方まで楽しめる内容になっていて、豊桑さんは「この本を読んで新たな世界に触れることで、お子さんにはいろいろなことが想像できるようになってほしい。大人の方にはこども心を思い出して頂ければ」と話してくださいました。多彩な作品を目にした井崎市長は「市内に住んでいる子どもだから分かるような、あるいは新しく転入してきた子どもに流山のことを伝えられるような市ならではのエピソードなど、これからもいろいろと挑戦してください」と激励の言葉を述べました。
かざぐるまの会は、月に1度、第2水曜の10時から主に生涯学習センターで、お互いの作品を持ち寄って批評し合い作品に磨きをかけています。会の発足当時から活動を続ける中村千鶴子さんは「自分が読んでいて楽しい作品を書き続けています」と、途中から加入した樫田鶴子さんは「自分では思いつかない表現方法を教えてもらったり、毎回いい勉強になります」と話してくださいました。
メンバーは30代から80代までと幅広く、中学・高校生で一時参加したり小さいお子さん連れで参加する方がいたりと、さまざまな方が集まるこのサークルは、いつでも新規入会を受け付けています。お問い合わせは同会代表・豊桑さん(電話7159−3288)まで。
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