平成27年12月19日(土曜)から平成28年1月11日(祝日)まで、俳句電車として流鉄流山線の車両に「第6回一茶双樹俳句交流大会」の入賞作品82点が掲示されています。この俳句電車は、流鉄株式会社の全面的なご協力により実施しているもので、今回で4回目となります。
「一茶双樹俳句交流大会」は一茶双樹記念館恒例のイベント「一茶双樹まつり」の行事の一つとして実施され、今大会には一般・小学生・中学生の各部合わせて過去最多となる5879句ものご応募がありました。これら応募作品の中から、流山俳句協会の方々による選考を経た774句が、先日開催された「第11回一茶双樹まつり」の期間中、記念館内の双樹亭に展示され、来館者の投票をもとに、計82点の入賞作品が選定されました。
一般の部の最優秀賞である東京都大田区の荻野操さんの作品「江戸川の風に押さへる夏帽子」、小学校の部の最優秀賞である流山市立八木北小学校6年・伊藤舞さんの作品「セミの声わずかな命を懸命に」、中学校の部の最優秀賞である流山市立八木中学校3年・羽根田梨雪さんの作品「桜咲く私も来年きっと咲く」をはじめ、窓上にずらりと並んだ入賞作品の数々が目を引きます。
馬橋〜流山間5.7kmを走る流鉄流山線は、1916年(大正5年)、「流山軽便鉄道」の名で町民鉄道として誕生して以来、人々に愛されながら働き続け、2016年に開業100周年を迎え、市内各所で様々な記念イベントも開催されています。
流鉄流山線・流山駅や平和台駅は、周辺に、初詣に参りたい社寺も多く、また、最近ますます人気が高まっている流山本町散策コースの起点としても絶好です。
小林一茶が愛した流山に走る俳句電車、レトロな雰囲気に100年の歴史を感じる流鉄流山線にぜひご乗車いただき、歴史文化のまち、俳句のまち・流山に集まった皆さんの俳句の力作をご観賞ください。
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