平成27年12月18日(金曜)、今年最後のふれあいサロン「年忘れお笑い落語会」が開催され、43人の方が参加されました。第1部はいつもの体操で身体をほぐし、第2部はボランティアの噺家(はなしか)による落語会で笑い、第3部は軽食とケーキとおしゃべりで、予定していた2時間があっという間に過ぎてしまいました。
落語会では、会場を赤い毛氈(もうせん)の演台に金屏風・高座専用座布団・めくり台・出囃子(でばやし)の音と上々の雰囲気に仕上げ、噺家は地元のボランティア落語家・好々家あふ楽さんに出演をお願いしました。演目は泥棒噺の「転宅」で、約20分間の熱演に会場は笑いに包まれ、大いに盛り上がりました。
あふ楽さんは、本職を持ちながら72歳から落語を始め、現在78歳の好々爺です。今も毎日、新しい落語のネタに取り組んでいるとのこと。その元気の秘けつについて聞いたところ、その一つは「自分の年齢をもう78歳と思うか、まだ78歳と思うかで気持ちが大きく変わり、まだ78歳と思うと気持ちに余裕が生まれ勉強する意欲が湧いてくる」、二つ目は「噺の中で長いものは40分かかり、40分間座り続けることは大変な体力が要るので毎日体力づくりに励んでいる」とのことでした。普段から健康管理に気を配っている参加者の皆さんは大きくうなずきながら話を聞いていました。
初石公民館では高齢者支援のための事業として、毎月2回、ふれあいサロンを開催しています。これは、高齢者の方が健康維持のために公民館に集まり、椅子に座ってのストレッチ体操や3B体操を1時間行い、その後はお茶を飲みながらおしゃべりをして楽しむ会です。毎回40人ほどの方が参加され、身体と口を動かして楽しい一時を過ごしています。今回のような落語会は初石公民館にとって初めての試みでしたが、参加した皆さんは大いに楽しんでいらっしゃいました。
今後も高齢者の方々が楽しみながら健康維持ができる自主事業を実施していきます。
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