平成27年12月10日(木曜)、北部公民館で手作り教室「お正月用リースをつくる」が開講され、11人の方が参加されました。これは昨年の「クリスマス・リース作り」にひき続き、今年は干支も意識して開催されたものです。
今年はお正月用として材料も「締め縄」をベースとしたもので、水引き・たこ・扇・稲穂・木の実など、デザインはそれぞれの好みで飾りました。講師は、ローヤルフラワースクール「ラビンナミスト」インストラクターの常光賀世子さんです。
常光さんのご指導は、型にとらわれずにそれぞれの個性を生かすことで、参加された方々の特徴を表現することを目指しました。昨年に続き参加された方、初めてリース作りをする方、おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんの子守りがてら参加されるなど、さまざまな方が参加されました。
使う材料の説明をうけて、まず取り組んだのが締め縄で輪を作る事です。「右回り、左回りで感じが違うの?」と、何通りもの位置決めに大騒ぎ。そして、それを固定する針金を使う時にコツが有ることを知ると「なるほど」と感心するなど、皆さん手作りの楽しさを感じているようでした。
作業を進めていくと、普段見慣れた水引きは赤が右か、左かと悩む方も。そんな時も常光さんは「自由に使っていいですよ」「風習にこだわることなく楽しく作ってみてください」と、声をかけられていました。
木の実や、二色の扇を順番に、電熱式のグルーガンという道具を使って固定します。初めて使う方のために、高温で溶けたのりで火傷をしないように注意しながら指導していきます。「うっかり固まる前に引っ張ると、蜘蛛の糸のように際限なく出てきてしまいますよ」と、作業が始まると、とても賑やかな教室となりました。
今回参加された方は、それぞれ完成したリースを持ちかえったらどの様に飾ろうか、どこに飾ろうか話しながら楽しんでいる様子でした。一時間ほどかけて完成した作品を前に、皆さんが先生からの高評価に喜んでいました。
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