平成27年12月5日(土曜)、国が定める人権週間(12月4日〜10日)に伴う人権啓発イベント「流山市人権フェスティバル」(主催:松戸人権啓発活動地域ネットワーク協議会※流山市は構成団体員)と、青少年にとってよりよい社会環境の整備と青少年を取り巻く大人たちの健全な養育態度の認識を深め、地域・家庭の教育力の向上を図ることを目的とした「青少年ふれあい運動−全体のつどい−」(主催:流山市青少年社会環境浄化推進委員会)および公民館家庭教育事業が文化会館で同日開催されました。
ホールでは、青少年ふれあい運動の活動報告として、南部地区と南流山地区における青少年による店舗利用状況調査の発表が行われ、参加された方々は、青少年を取り巻く大人たちの健全な養育態度について認識を深めていました。
また、講演として、劇団四季に10年間在団し、現在は落語家という異例な経歴を持ち、日本で唯一のミュージカル落語家である三遊亭究斗さんによる「人権ミュージカル落語」が上演されました。笑いあり、涙ありのエンターテイメント性の高い究斗さんの作品は、いじめを始めとした人権問題を考えるきっかけとして、参加された方々の心に深く訴えかけました。また、究斗さんの伸びやかで迫力ある歌声は、場内の空気を一変させ、皆聞き入っていました。
当日の会場入口やホールには、故やなせたかしさんがデザインした人権イメージキャラクターの人KENまもる君とあゆみちゃんの着ぐるみが登場し、参加された子どもたちとふれあいながら、みんなが人権について考え、お互いに仲良くできるようにと、PRが行われました。
また、ロビーでは、人権啓発ポスターや人権啓発キャラクターのアニメーションビデオ、中学生人権作文コンテストの入賞作品集などが展示されたほか、平成15年に拉致被害者家族会代表の横田滋さんが流山にいらっしゃったことをきっかけに、拉致は人権侵害であるという観点から松戸人権擁護委員協議会流山部会が始めた、白いクリスマスツリーにブルーリボンを結んでいただく募金活動も行われました。
今回の「流山市人権フェスティバル」と「青少年ふれあい運動−全体のつどい−」、「公民館家庭教育事業」の同日開催では、小さなお子さんからご高齢の方までの参加があり、幅広い世代の方々が一緒に人権や青少年健全育成について考える良い機会となりました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ