平成27年11月25日(水曜)、文化会館で公民館講座「そば打ち体験教室」が開催され、午前は15人、午後には12人がそば打ちを体験しました。本講座は、旬の時期にそば打ちを体験し、そばを味わう体験をすることで、食材の旬や、日々の食事について考えるきっかけとすることを狙いに開催しました。
文化会館の近くで10年程前から開業されている「手打ちそば無名庵」の店主・上原さんを講師に迎え、プロの技を直々に学びました。
まず初めにお手本として、上原さんによるそば打ちの工程のふるい、水回し、練り、本延ばし、切り、そば茹での実演です。上原さんの手際の良いそば打ちを、受講生のみなさんは真剣に見つめていました。また、上原さんが各工程のポイントを解説すると、受講生の皆さんはコツをおさえようと活発に質問をされていました。
いよいよ受講生がそば打ち体験を始めます。上原さんから直接手ほどきを受けながら、そば打ちの各工程を体験していきます。受講生の皆さんは和気あいあいと作業を進め、会場はアットホームな雰囲気につつまれていました。上原さんから説明のあった、「練り」の工程でできる「菊の模様」を、お互いに見せ合ったりもしていました。
自分の手で打って切ったそばを、さっそく茹でて試食です。上原さんが用意されたお店のそばつゆでいただきます。「打ちたてのそばはやっぱりおいしい!」「歯ごたえも風味も良い」「やはり香りのよさが違う」と、皆さん自分のそばに大満足の様子でした。
体験のあとの質問コーナーでは、「今日のそば粉はどこの産地のものなのか」「水の分量の決め手はなにか」「家庭でそばを茹でる際の注意点は」など、次々と質問が飛び出しました。また、上原さんによる、伝統食であるそばの良さについてのお話に、皆さん真剣に聞き入り、うなずいていました。
受講生からは「そば打ちの奥の深さを知り、自宅でもやってみようと思いました」「自分で打って茹でたそばのおいしさに感動しました!」「質問もしやすく、大変有意義な講座でした」などの声が多く聞かれ、好評のうちに講座は終了しました。
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