博物館企画展「三輪野山遺跡群」で第2回ギャラリートーク
更新日 平成27年11月20日


遺物から見る、遥か昔から住みやすかった流山

[画像]職員の説明を聞いている写真(81.5KB)

 平成27年11月15日(日曜)、博物館で企画展「三輪野山遺跡群」の第2回ギャラリートークが行われ、28人が参加しました。
 ギャラリートークは展示の見所を、参加者からの質問を交えながら、学芸員が展示品をもとに解説するものです。
 


[画像]オープン展示されている遺物の写真(80.7KB)

 その中で特に注目されるのは、三輪野山宮前遺跡の縄文時代前期(約6,000年前)の墓から発見された、土器や石器などの副葬品です。
 今回の企画展ではオープン展示を行っており、遺物をすぐ近くから観察できるようになっています。
 


[画像]縄文時代前期の土器などの写真(83.3KB)

 このほか、縄文時代では前期の土器や石器類、弥生時代では大陸系磨製石器と呼ばれる伐採・加工用の石斧、古墳時代では静岡県から運び込まれた須恵器のこね鉢、現代では太平洋戦争時の空襲に使われた機銃銃弾を展示しています。


[画像]弥生石器の写真(80.9KB)

 企画展を見学した方からは「流山市は遺跡が多いことを知った。昔から住みやすい場所であったこともわかった。中でも三輪野山の発掘成果では、たくさんの遺物が出土していて、すごい遺跡だ」などの感想をいただきました。


[画像]須恵器の写真(75.3KB)

 また、三輪野山遺跡群では土地区画整理事業により発掘調査が実施され、旧石器時代から現代・太平洋戦争までの遺構・遺物が出土しています。
 企画展「三輪野山遺跡群」では、写真と出土遺物を展示して、発掘調査成果をわかりやすく公開しています。12月6日(日曜)まで開催していますので、ぜひご来場下さい。
 



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