平成27年11月16日(月曜)、北部公民館で、公民館講座「子育てママのセミナー“あかちゃんといっしょ”」が開催され、12組の親子が参加されました。この講座は、1歳未満のあかちゃんを子育て中の方が対象で、市内に6か所ある公民館を会場に、今年の6月には南流山センター、7月には初石公民館、9月にはおおたかの森センター、10月には東部公民館で開催し、11月は北部公民館で行われました。
初めてあかちゃんを子育てしていると、さまざまな悩みや心配が日々生まれます。「そんな心配も自分だけではない、大丈夫ですよ」と助産師の小路和子さん。この講座は連続3回講座で、1回目には日本助産師会千葉県支部柏地区の助産師、米村洋子さんに「あかちゃんはスキンシップがおすき」と題してベビーマッサージなどについて、2回目には管理栄養士の井上智美さんに「赤ちゃんの食の時間」と題して離乳食の大切さについてお話しいただきました。
3回目となったこの日は「ママのケア〜心もからだもほっこりリラックス」と題して助産師の小路和子さんを囲んで始まりました。「子どもの話ばかりの毎日でしょ。たまには自分の話もしましょう」と、まずは子育ての悩みや心配事、そして夫との出会い、なれそめについて自己紹介。お互いの出会いなど聞いていくうちに、部屋の空気が和んでいきました。
「ゲップが出ないので心配」というママには「ゲップが出なくてもおならが出れば大丈夫。ウンチのポイントは2日に1回でもおならが出ていれば腸が動いている証拠。だから心配ないですよ」と答えたほか、病院にいく判断やものを噛んでしまうこと、歯の手入れなど、悩みはたくさん出され、それに対し、小路さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれました。
「子どもと二人だけの時間ばかりで、どうやって一緒に遊んだらいいかわからない」というママには、あかちゃんとのスキンシップにも良い「きゅうりのうた」「ぞうきんのうた」を紹介。歌いながら、赤ちゃんの腸の運動にもいいですよ、と伝えていました。
「あかちゃんにはたくさん腹這いをしてほしい。ずり這いからハイハイ、高這いと進んでいくと、転ばずに歩けるようになる」と小路さんは言います。そして、このように同じくらいの子どもたちが集まっても、他の子どもと比べないで、ちょっと前のうちの子と比べてほしいとも。指しゃぶりを気にする親がいるけど、指しゃぶりは脳を鍛えるからどんどんやってほしいと伝えていました。
そして、最後に子育て中のママへの伝言。自分の健康に気を使ってほしい。乳がんや子宮頚がん検診は必ず受けて、と話していました。
次回の子育てママのセミナー「あかちゃんといっしょ」は、文化会館を会場に、平成28年1月8日から始まります。はがき、ファクス、市ホームページの電子申請などで12月1日から受け付けを開始します。地域で子育て仲間と出会える機会に参加してみてください。問い合わせは、文化会館(電話04−7158−3462)まで。
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