平成27年11月3日(祝日)から3日間、中央図書館で、秋の読書週間特別イベントとして「くま館長とぬいぐるみのおとまり会」が行われました。まず11月3日(祝日)はぬいぐるみを連れておはなし会です。ご家族で参加された方が多く、会場は大賑わいでした。
まず、大型絵本「ぐりとぐら」と、「きんぎょがにげた」、「ぼく、にげちゃうよ」が読まれ、子どもたちは自分のお気に入りのぬいぐるみたちをひざの上に乗せて、熱心に聞き入っていました。最後は「ぬいぐるみおとまりかい」という本を読み聞かせてもらい、これからぬいぐるみたちがする図書館での冒険がぼんやりイメージされました。
おはなし会が終わったら受け付けをしてぬいぐるみに名札が付けられます。児童室のマスコットキャラクターのくま館長と一緒に写真を撮ったら、ぬいぐるみたちをベッドに寝かせて、子どもたちはしばらくの間ぬいぐるみたちとお別れです。離れるのがさびしくて、泣いてしまう子もいました。
くま館長がぬいぐるみたちを見守るなか、夜になりました。ベッドに寝ていたぬいぐるみたちは、なんとなく落ち着かなくて眠れない様子。起きてしまったぬいぐるみは、絵本を読んでみたり、探してみたり、子どもたちがふだんやっていることを、自分でもやってみたいようです。そんな調子で3日間、ぬいぐるみたちは人間がいなくなった図書館の中で、夜の冒険を繰り広げました。
図書館のスタッフがそれをこっそり写真におさめて、かわいいアルバムにしました。ぬいぐるみたちのお迎えの日に、子どもたちひとりひとりに手渡して、どんな冒険をしていたかを教えてあげるためです。ぬいぐるみたちが図書館で選んだ本もあり、それも一緒に紹介して貸し出しをしています。身近な存在のぬいぐるみと一緒に、楽しく図書館や本に親しんでほしいという願いがこもったこの企画。「素敵なイベントですね」という声を参加された方よりいただきました。
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