平成27年9月26日(土曜)、南流山東町会集会所で、子ども向けの防災講話が行われました。この講話は、市職員などが講師となり市民の方のお手元に出向く、「出前講座(どこでもトークながれやま)」として実施されました。当日は、子ども8人のほか、PTAや自治会関係者の方の参加があり、市役所防災危機管理課の職員2人が講師として約90分間の防災講話を行いました。
はじめに、防災マップを見ながら、流山市で今後起きることが予想される災害や、それによって発生する被害について学びました。また、地震災害に備えるために、平常時と災害時に子どもが1人でもできる自助を学び、地震が起きた時の正しい行動についてクイズ形式で理解を深めました。
最後に、会場の南流山東町会集会所に隣接する、「新東谷防災広場」に設置されている防災設備を見学しました。防災設備として、調整池、災害用井戸、かまどベンチ、備蓄倉庫、マンホールトイレを見て回り、マンホールトイレでは、実際に囲いのテントの中に入り、災害時の疑似体験を行いました。普段体験できないことで、子どもたちも興味深く学んでいました。
質疑では、「簡易トイレはどこで購入できるのか」「備蓄倉庫には何人分の食料が入っているのか」「マンホールトイレに流した水はどこへ流れていくのか」など、平常時の備蓄や設備の仕組みについての質問がありました。
この講話を通して、子どもたちはいつ起こるかわからない地震に備えるための自助の大切さを学び、防災への意識が高まりました。また、家族皆さんで防災について改めて話し合うきっかけにもなりました。
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