平成27年9月12日(土曜)・17日(木曜)の2日間、北部公民館で折り紙教室が開催されました。今回で7・8回目の開催となりますが、これまで同様人気が高く、申し込みの受け付けを開始すると即日定員に達してしまい、キャンセル待ちの方が出る盛況ぶりでした。講師は今までと同様公民館スタッフが務め、2日間で30人の方々に参加していただきました。
今回の教室では前回に引き続き、折るだけではなく折った後にも楽しめる物を折る事とし、「ふきごま」「羽付きフウセン」「回転ごま」「いかさまサイコロ」「蓋つきの箱」の5つを折りました。皆さん楽しそうにお喋りしながら、和気あいあいと折り紙を楽しまれました。
まず、「ふきごま」を折りました。参加された方々は講師の説明を聞きながら、折り図を見て熱心に丁寧に折り進めていました。それでも途中で「上手く行かない」「角が揃わない」などの声が上がっていましたが、およそ15分ほどで全員のふきごまが完成しました。早速、出来上がったこまを手に挟んで息を吹き掛け、回転させてみました。こまが上手に回ると、「わあ、回った」と歓声が上がりました。
続いて「羽付きフウセン」「回転ごま」を折りました。「羽付きフウセン」は普通の四角い紙風船に羽根が付いたもので、1枚の折り紙から4枚の羽根を折り出してつくります。「回転ごま」は両面に色が付いた折り紙1枚、普通の折り紙2枚、合計3枚の折り紙を組み合わせて作るもので、皆さん順序良く組み立てていました。完成したこまを回転させると、「わあ、綺麗」「良く回る」「思ったより面白い」などの感想が聞かれました。
休憩を取り、「いかさまサイコロ」を折りました。なぜ、いかさまなのか、それは6の目の出る確率が高いからです。その理由は、1の目の部分は紙が重なって折り込まれるため、ほかの部分より重くなっていることにあります。この立体的な折り込みが難しく、多くの方から「分からない」「出来ない」と弱気な声が上がりました。このサイコロを折るにはちょっとしたコツが必要で、コツをつかむと皆さん続々と出来上がり、「やった、出来た」の声に変わりました。
最後に「蓋つきの箱」を作りました。「正方形の紙1枚からこんなものが折れるの?」と、最初は驚いた方もいらっしゃいましたが、一つ一つ順を追って丁寧に折って行くと無事完成し、「すごい」と歓声が上がりました。参加者からは「普段使っていない頭をつかって良かった」「脳の活性化になった」「いつもどおり楽しかった」などの感想をいただきました。北部公民館では、今後も折り紙教室を継続して開催する予定です。多くの方々のご参加をお待ちしています。
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