平成27年8月24日(月曜)、流山市文化会館で、「中学生のための吹奏楽ワーク」が開催され、吹奏楽を学ぶ市内の中学生310人が集いました。南部中、南流山中、北部中、常盤松中、東部中、東深井中、西初石中、八木中、おおたかの森中の市内の全中学校9校が参加。参加したのは1、2年生で、真剣な表情で学んでいました。
この吹奏楽ワークは吹奏楽を学んでいる市内中学生の音楽スキルの向上と他の学校との交流によりお互いに高めあう機会にしようと始まったものです。
午前の部は北部中学校吹奏楽部顧問の大野先生の指導による基礎合奏から始まりました。マウスピースのくわえ方の確認や音を一定に保つなどの基礎的な話を聞き、各パートごとに分かれ、お互いの音を聞きあいました。
次にマウスピースとうたで各学校ごとに校歌を歌うという、予定にはなかったプログラムがあり、北部中から始まり、南部、西初石、東部、おおたかの森、東深井、常盤松、八木、南流山中の順に舞台上で歌っている間、他の中学生は手拍子を入れたり、手を振って好きなリズムを刻んだりと、いかに楽しく盛り上げるかを各自考える体験もしました。
秋の文化祭に向け、ダンスも入れて吹奏楽を楽しむことを体験するため、ユーロビートの合同合奏がありました。テーマは「ビジュアル的効果でステージパフォーマンスを豊かにしよう!」。曲に合わせて振り付けやダンスを取り入れてみる体験では、振り付けで一番大切なことは「笑顔」と大野先生。舞台上では南流山中学校の吹奏楽の皆さんの演奏とパフォーマンスが披露されました。笑顔いっぱいのダンスに会場もノリノリでした。
午後の講師はドラマーの野上孟(のがみ はじめ)さん。野上さんは、市立柏高校吹奏楽部を経て米カリフォルニア州リバーサイド・コミュニティ大学の音楽専攻で、現在は全国で音楽やマーチング、打楽器の指導などをされています。
打楽器の技として裏拍の取り方を練習しようと、全員でボディーパーカッションを体験しました。野上さんのドラムに合わせ、リズムを刻みます。右手左手、さらには足を使い、全身でパーカッション。次に打楽器担当の中学生が舞台に上がり、クラベスが主役となりラテンのリズムを刻みます。管楽器も一緒にリズムを合わせるとどうなるかなど、会場全体で演奏に挑戦しました。
「ボディパーカッションは文化祭に使えると思った」「ボディパーカッションが楽しかったので、今後の部活動に活かしたい」「他校との交流で、自分たちの練習方法を見直すことができたので参加してよかった」「ダンスの練習方法が分かった」など、参加した中学生は文化祭に向けた今後の活動を楽しみにしているようです。吹奏楽ワークについてのお問い合わせは流山市文化会館(電話04‐7158‐3462)まで。
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