平成27年8月18日(火曜)に、市役所で平和大使広島派遣報告会が行われました。報告会では、平和大使を代表して浅井拓真(たくま)さん(小山小6年)から井崎市長へ、佐藤羽奏(わかな)さん(流山北小6年)から後田教育長へ、広島での体験や感想をまとめた作文集を手渡しました。
8月5日、6日の広島への派遣では、公募により集まった市内小学5・6年生の20人の平和大使が、平和記念公園へ約23万8千羽の千羽鶴の献納や、平和祈念式典への参列、資料館の見学、被爆者の講話会などを体験しました。
作文集を手渡した後には、平和大使と市長、後田教育長による懇談が行われました。後田教育長が「広島での体験は想像を超えていた、という人はいますか」と質問すると、全員が手を挙げ、中でも資料館での模型や被爆者の講話が心に残っているとの感想がありました。井崎市長が「平和が続くようにするためには、皆さんはどうしたらいいと思いますか」と質問すると、横田海八(かいや)さん(流山北小6年)は「見たことや聴いたことを、家族や友達など他の人に伝えていくことが平和につながると思います」と話してくれました。
一人ひとりが広島への派遣を通じて感じた平和への想いを報告すると、井崎市長から「戦争はひとたび始まってしまうと、なかなか終わらせることができないものです。戦争をしない為にはどうすればいいか、皆さんは考え、知識を身に付けてください」との言葉があり、後田教育長は「平和大使には、広島で学んだことをまわりの人に伝えるという役割があります。これからも多くの人に皆さんの考えを伝えてください」と平和大使に話しました。
平和大使がまとめた作文集は、市内の全小・中学校に配布するほか、公民館や図書館、市役所情報公開コーナーなどの公共施設でご覧になれます。ぜひ手に取って、改めて平和について考えてみませんか。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ