平成27年8月15日(土曜)、流山市生涯学習センターでミュージック プラス ワンというNPO法人によるコンサートが行われました。第5回流山ジャズフェスティバルの一環として開催されたものです。70年目を迎えた「8.15」に「世界の音楽をいつまでも楽しめる平和な世界を」と企画されました。ヴィブラフォンやパーカッションをはじめサクソフォン、ピアノ、尺八、フルートの演奏や歌による楽しいコンサートでした。
ミュージック プラス ワンは、新しい音楽事務所の形態として、昨年1 月にNPO 法人化(針生公博代表)された音楽団体。個人での音楽活動を営む音楽家を組織化・システム化することによって、多種多様な社会のニーズに応えられる体制を整え、音楽活動の機会をつくっていこうと設立されました。この日は、「All That Jazz」(ミュージカル「シカゴ」より)や「I Dreamed a Dream」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)などを2部構成で披露しました。
ヴィブラフォンとパーカッション、そして曲解説などを行った針生公博さんは、洗足学園音楽大学打楽器科を卒業。打楽器、マリンバ奏者としての演奏活動をはじめ、オーケストラや吹奏楽等のエキストラ出演、指導、コンサートプロデュースなど、多角的に活動を展開しています。WMC国際音楽コンクール世界3位受賞。「相棒〜劇場版」に演奏スタッフとして出演。
ヴォーカルの藤沢祐里さんは、ミュージカルの基礎を学ぶため、東宝ミュージカルアカデミーに第一期生として入学。同卒業公演「レ・ミゼラブル」では、エポニーヌ役に抜擢。アドヴァンスコースに進学後、修了。翌年、赤毛のアン全国アンサンブルオーディションに合格し、プロデビューを果たしました。その後は舞台を中心にテレビドラマなどでも活躍中です。
サクソフォンの川岸慶子さんは、昭和音楽大学弦管打楽器指導者コースを卒業。サクソフォンを前澤文敬、原ひとみ、福本信太郎の各氏に師事。室内楽を榮村正吾、福本信太郎の各氏に師事。フリーのサックス奏者として活動。ラジオ生出演をはじめ、コンサート、ライブなどで活躍。Saxophone Quartet JASMINEテナーサックス奏者。K-music schoolのサックス講師としても活躍中です。
フルートの長堀美佳さんは、武蔵野音楽大学を卒業。在学中に選抜されピッコロ奏者として武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルに所属し全国公演を行い、スイス・レンクにてサマーアカデミーを修了。多くのコンクール・オーディジョンに合格し演奏活動や録音などを行うほか、後進の指導にも当たっています。
尺八の白鳥良章さんは、明治大学商学部商学科を卒業。NHK邦楽技能者育成会50期修了。琴古流尺八を佐野鈴霏氏に師事。現代尺八奏法を小湊昭尚氏に師事。日本全国で演奏活動を行うほか、尺八の普及にも努めています。この日は「お盆なのに私がイケメンなのでこんなにお客様がいっぱい」とユーモアあふれるステージングを披露しました。
ピアノとキーボードで参加された浅川桃子さんは、フェリス女学院大学音楽学部を卒業。同大学ディプロマコース、ニース国際音楽アカデミー修了。04'東京と静岡でソロリサイタルを開催し、演奏活動を開始。講座講師や吹き替え演奏を務め、現在ピアノソロ、アンサンブル奏者として演奏する傍ら、後進の指導にあたっています。アートフォリオ音楽教室講師。ピアノユニットCapriceのメンバーとしても活躍中です。
ピアノの石川容子さんは、上野学園大学音楽学部ピアノ科を卒業。水野久子、久保春代氏に師事。ジャズピアノを湯川徹氏に師事。ソロピアノ、声楽伴奏、器楽とのアンサンブルなどを中心に活動しています。石川さんは、9月26日(土曜)に流山市生涯学習センターで行われる「マコロンズのファミリーコンサート」にも出演されます。次回の流山ジャズフェスティバル関連コンサートは、9月5日(土曜)、浅間神社で開催される「切り絵行灯と音楽の夕べ」です。
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