平成27年8月8日(土曜)、「流山ゴーヤフェスティバル2015」が開催され、大勢の観客でにぎわいました。このフェスティバルは、流山市がゴーヤカーテンの苗配布や育て方講習会などを委託する「流山ゴーヤカーテン普及促進協議会」(馬渡敏隆会長)が企画・運営を行い、毎年ゴーヤづくりの総括として開催する「ゴーヤの集い」を、より市民の皆さんに楽しんでいただくため、今年は流山おおたかの森駅改札前の自由通路を会場として開催されたものです。
中央ステージでは、美田ハワイアンバンドによる演奏が開演の合図です。バンドによる穏やかなフラの演奏とともに素敵な歌声で、会場はゴーヤの祭典にぴったりの南国ムードとなりました。
最初のゲストは、この夏、親子でゴーヤを育てた小澤さん親子によるゴーヤ談義です。お父さんの小澤龍太さんが土づくりをおこない、お子さんの康生くん(小学4年生)が水やりの担当だったそうで、育成途中に葉が黄色く変色し、見事なゴーヤカーテンにはならなかったものの、たくさんの実を収穫し、麻婆ゴーヤなどの料理を楽しめたそうです。
小澤さん親子は「来年もゴーヤづくりを頑張ります!」と会場で誓いをたててくださいました。
次のゲストは、柏市在住の料理研究家・大瀬由生子さんです。食物繊維はセロリの30倍、カルシウムは牛乳の14倍、鉄分はホウレンソウの2.3倍などの栄養素により、夏バテ防止、コレステロール値低下と、栄養たっぷりのゴーヤ料理を紹介してくださいました。
なお現在、流山おおたかの森S・C1階のタカシマヤフードメゾンにおいて、大瀬さんが監修するゴーヤピッツァ、ゴーヤパスタが販売されており、このパスタには、地球温暖化防止に取り組む流山市美田地区のゴーヤが使用されているとのことです。是非皆さんもご賞味ください。
最後のゲストは、ジェイコム東葛・葛飾の番組でも活躍する、流山が生んだお笑い芸人「コンパス」の登場です。軽快なトークでは、ゴーヤの魅力や流山の魅力なども織り交ぜ、観客の方々を大いに楽しませました。
それ以外にも、会場ではゴーヤカーテンの魅力である「涼」、「食」、「和」をテーマに、それぞれのブースを設置しました。「涼」のコーナーでは、温度測定機器を展示し、夏の暑さを遮るゴーヤカーテンの効果などをサーモグラフィーにより分かりやすく説明しました。「食」のコーナーでは、ゴーヤジュース、ゴーヤアイス、ゴーヤの佃煮、ゴーヤケーキなど、ゴーヤ料理が満載で、初めて食べた方にも、大変おいしいと好評でした。
「和」のコーナーでは、「ゴーヤリンピック」と題して、家庭で育てたゴーヤの実や葉を持ち寄り、大きさや重さを競います。多くの方が自慢の一品を持ち寄り、おおいに盛り上がりました。
流山市では、皆さんのご家庭のゴーヤなど緑のカーテンの取り組みを「緑のカーテン写真コンテスト」、「ゴーヤレシピコンテスト」で募集しています。是非ご応募ください。
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