平成27年7月25日（土曜）、つくばエクスプレスとJR武蔵野線が交差する南流山駅の駅前南口広場で恒例の「南流山駅前フェスタ」が行われ、記録的な猛暑の中、終日多くの方々が音楽や食事を楽しみました。駅前の音楽や買い物も楽しめるグルメイベントして毎年、南流山駅前活性化協議会の主催で続けられているものです。

　南流山小学校や鰭ケ崎小学校、南流山中学校など地元の児童・生徒の演奏で幕を開けた駅前フェスタ。地元の人気親父バンドICHIBANGUYはリアカーで楽器やアンプを運搬する省エネ派。炎天下、ベンチャーズのコピーバンドPeachtree Fizz、ユニゾン、てけてけ、Sapphireなどの演奏や歌、そして、舞踊集団菊の会の皆さんと地域の子どもたちによる阿波踊りなどが披露されました。

　首にタオルを巻いたNPOみんな元気まちが元気ネットワークの皆さんが汗を流しながら照明や舞台機材などを転換していきます。駅前広場には、パラソルを備えたテーブルや椅子が置かれ、訪れたご家族連れは、露店のように並んだ地元のお店のテントで買い求めた焼きとうもろこしや焼きそばなどを食べながら生演奏を楽しんでいました。

　前日の設営準備では、急な豪雨でボランティアの方々も大変でしたが、当日は、じっとしていても汗がでるような夏祭り日和。ステージ周辺は、電車の乗り換えで足を止めた方、浴衣や甚平を着てお祭り気分いっぱいのご家族連れなどで賑わい、地元自治会の皆さんによるヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなども行列ができるほどの人気でした。

　一方、南流山駅を挟んで北口の「かえる公園」の通称で親しまれている南流山3号公園では、つくばエクスプレスが今年8月24日に10周年を迎えることから「TX10周年記念」と銘打った夏まつりが流山商工会議所南流山支部の主催で同日開催されました。こちらの夏祭りは「流南まつり」の愛称で親しまれ、子ども神輿も町中を練り歩きました。

　夏祭りでは、J;COMデイリーニュースのエンディングテーマにもなった「お家に帰ろう」などで活躍されているシンガーソングライターのはなさんや男性ユニット華麗衆なども出演。地元の小中学生は浴衣姿で太鼓や吹奏楽を披露し、迫力ある演奏に大きな拍手が送られていました。こちらの夏祭りは翌26日（日曜）まで続けられました。

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