平成27年7月6日(月曜)、おおたかの森センターで、おおたかの森中学校造形部の部員12人がタイに送る大きな絵の共同制作に挑戦しました。この絵は、キープ・バンコク・クリーン・アートプロジェクト「流山からタイへ贈る〜アートによるタイと日本の国際文化交流」の一環として描かれたものです。
平成25年7月、流山市生涯学習センターの「言葉を越えて〜自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション」展を機に誕生し、同センターを拠点に活動を続ける「一般社団法人AOAart(エーオーエーアート)」が、平成27年7月25日(土曜)にバンコク都およびタイ王国政府の全面的な協力を得て開催される「Keep Bangkok Clean!」(キープ バンコク クリーン)にアートで参加することになったことから共同制作されました。
このイベントは、ゴミ拾いを通してバンコクの子どもたちへの環境保護の啓発を行い、ミス日本やミスタイランドによるリサイクリングファッションショーなどを通して、日本とタイ王国のさらなる友好の発展への貢献を目指すものです。アートプロジェクトは、今春「言葉を越えて24時間プロジェクト」として世界自閉症啓発デーの4月2日11時に東京タワーを出発した自閉症の方々の大きな絵画を24時間、街角で人々の手によって展示し、翌3日11時に流山市おおたかの森センターに到着し、そのまま絵画展を開催した一般社団法人AOAart(エーオーエーアート)の皆さんが企画し、参加することになりました。
これに先立ち6月28日(日曜)に流山市生涯学習センターで自閉症の子どもたちが象の絵を描きました。この日、流山市おおたかの森センターに集まったおおたかの森中学校造形部の皆さんが象の周りに花を描いたものです。この絵は、元ミス日本で画家でもある新井寿枝さんが代表を務めアジア各地で大規模な環境保護啓発イベントを行う「THREE HEARTS(スリーハーツ)財団」が開催する「キープ・バンコク・クリーン」で迎えられ、現地でタイの子ども達の手によって完成されます。
視覚と触感を頼りに交わされるアートを通じたコミュニケーションの成果は、現地に展示され、年齢や職種、性別、国籍を問わず、さまざまなバンコク市民に言葉を越えたコミュニケーションや相互理解について考える機会をつくります。環境をテーマとする今回のプロジェクトでは、私たちが日々の生活の中で生み出す「ゴミ」を象徴的な作品制作に使用することで、環境について考える機会とする計画です。
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