平成27年6月30日(火曜)、八木中学校(金子邦晃校長)で、松戸人権擁護委員協議会流山部会(秋月孝夫部会長)による人権講演会が行われました。人権擁護委員制度は、地域の中で人権思想を広め、人権侵害が起きないように見守り、人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたもので、同委員は法務大臣が委嘱した民間ボランティアの方々です。現在、流山市では7人の委員が講演会の開催、法務局や市役所の相談室などで住民からの人権相談を受けるなど地道な活動を続けています。
この日は、八木中学校の全校生徒を対象に、松戸人権擁護委員協議会流山部会長の秋月孝夫さんが人権擁護委員の歴史や人権の大切さについて講演を行った後、「いじめをなくすために、今」、「リスペクトアザース」が上映されました。いずれも全国中学校人権作文コンテストで入賞した作品を映像化したもので、いじめを見て見ぬふりをしない勇気や、他人を尊重する意識を一人一人が持つことが人権を守るのに大切ということなどが表現されています。
上映後には金子邦晃校長先生から、今回の講演内容を学校生活にしっかり活かしていきましょうとのお言葉をいただきました。また、講演会の終わりに全校生徒へ人権啓発物品の贈呈も行われました。
松戸人権擁護委員協議会流山部会では、6月1日の「人権擁護委員の日」に市役所や流山おおたかの森駅前で人権尊重のための街頭啓発活動を行ったほか、法務局や市役所での人権相談、小学生を対象にした人権教室の実施などを通して、人権思想の普及啓発に日々努めています。
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