平成27年6月20日(土曜)10時30分から12時まで、文化会館3階第2会議室で「さくらんぼくらぶ お楽しみ会」が開催されました。心配されていた雨も降らず、9組33人(保護者15人・子ども18人)が参加しました。今回は、講師として健康心理士・絵本セラピストの本多英里さんをお迎えし、「双子ちゃんを育てるのに大切なことは」というテーマでさまざまな切り口からお話しをしていただきました。
まずは絵本の読み聞かせ。本多先生は、さくらんぼくらぶの為に「すすめ!ふたごちゃん」(文:もとした いずみ、絵:青山 友美、出版社:佼成出版社)という本を紹介してくださいました。大阪の下町にある、にぎやかな「てんこもり商店街」の果物屋さんの双子の赤ちゃん。なんと、名前は「さく」と「らんぼ」、二人合わせると「さくらんぼ」。彼女たちが商店街に現れた泥棒と引き起こす騒動。さてどのような事が起きるのか…?お子さんたちと遊びながらも、絵本が気になるお父さん、お母さんたち。しっかり聞いていました。
次に紹介してくださったのは、「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」(文・絵:五味太郎、出版社:偕成社)。その本に合わせて「気持ちの風船ワーク」というカラー診断。6つの風船に喜び・怒り・ねたみ・悲しみなどの感情が書かれており、その言葉のイメージカラーを塗っていくというワークでした。先生が参加者の皆さんの絵を見せながら、例として『嬉しい』という感情に対する色がそれぞれ違うことを紹介。何が正解で何が間違いということはない、みんな違うんだよということをお話しされました。これは夫婦でも親子でも違うことが一目瞭然。面白いワークでした。
ほかにも、「わたしとなかよし」(作:ナンシー・カルソン、訳:なかがわちひろ、出版社 瑞雲舎)「はやくはやくっていわないで」(作:益田ミリ、絵:平澤一平、出版社:ミシマ社)「あさになったのでまどをあけますよ」(作:荒井良二、出版社:偕成社)「しあわせならてをたたこう」(作:デビット・A・カッター、訳:きたむらまさお、出版社:日本絵画) などの絵本を紹介してくださいました。
最後に、アルバム作りのヒントとして『スクラップブッキング』の紹介もしてくださいました。カラフルな先生の作品に、参加者の皆さんの目も釘づけ。写真を撮っていかれる方も多くいました。
毎回、さくらんぼくらぶのお楽しみ会には、家族で参加してくださる方が多く、お父さん同士で話が盛り上がったり、生後2か月半のお母さんともう少し大きなお子さんのお母さんとで情報交換をしている姿などが見られました。
泣いたり笑ったり追いかけっこしたりケンカしたりと、賑やかな中での講演会でしたが、いつも気持ちの良いサポートをしてくださる流山保育ボランティアグループ「ひだまり」の皆さんのおかげで、参加者の皆さんの笑顔で終える事が出来ました。今後の予定は7月23日、9月17日、10月15日、11月12日の木曜となっております。さくらんぼくらぶは申し込み不要ですので、直接中央公民館3階のひだまりルームにお越しください(駐車場有り)。お問い合わせは文化会館(中央公民館)04‐7158‐3462まで。
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