平成27年6月7日(日曜)、生涯学習センターで開催されたセントラルパークフェスタ2015の会場の一角を利用して、上下水道展が開催されました。当日は天候にも恵まれ、たくさんの方々にお越しいただきました。
今回の上下水道展では、昨年まで実施していた内容に加えて、上下水道局の組織変更にあわせて水道事業と下水道事業両方の啓発活動を行いました。流山市の水道水の約80パーセントを供給する北千葉広域水道企業団、県内の下水道事業を支援している(財)千葉県下水道公社、水道事業および下水道事業に係る料金徴収などを委託している第一環境株式会社、水道事業の浄水場運転管理を委託している住重環境エンジニアリング株式会社、各種工事などの受け付けと給水装置などの修理などを委託している株式会社流山水道センター、流山市の水道工事などの組合である流山管工事協同組合に共同で参加していただき、幅の広い広報活動をすることができました。
水道事業としては、災害などの万一の場合に発生することが予想されている、断水などに対応するための応急給水の取り組みを紹介しました。応急給水に使用する応急給水栓の展示のほか、リュックとして背負うことができる6リットル分の災害用水袋を配布して使い方を紹介するなど、災害時に備えた水道事業の取り組みを紹介しました。さらに、北千葉広域水道企業団と合同で、「水道水を美味しいと感じるかどうか」などの水道事業のアンケートを配布し、回答者には記念品と、流山管工事協同組合が用意した花の苗を配布しました。皆さん熱心に質問に答えてくださり、率直なご意見をお聞きすることができました。いただいたご意見は今後の水道事業運営のために活用させていただきます。
北千葉広域水道企業団は小学生などを対象に浄水の実験を行い、顕微鏡で水の中の微生物の姿を観察しました。黒くよどんだ水がビーカーをかき混ぜるとみるみる澄んだ水になり、汚れが固まりながら沈殿していく様子に、参加した小学生は歓声をあげていました。
また、住重環境エンジニアリング株式会社が用意した水道水と市販のミネラルウォーターの飲み比べを行い、水道水の美味しさを再確認していただきました。
水道の仕組みの展示もあり、水道メーターのカットモデルの展示では水道メーターの水量計測の仕組みを説明しました。水洗トイレのタンクの構造をわかりやすく展示する模型を見ながら、第一環境株式会社の職員からの説明を熱心に聴いていただきました。
下水道事業の展示コーナーでは、(財)千葉県下水道公社が作成したパネルを見ながら、流域下水道の仕組みや下水道の処理工程などのクイズに答えていただき、回答者に風船などの記念品を配布しました。
今回の上下水道展は、セントラルパークフェスタ2015という、イベント会場内での開催にしたため、小さなお子さんを連れたご家族などの幅広い参加を得ることができ、水道事業の理解をより一層広めることができました。
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