毎年6月23日から6月29日までの1週間は、内閣府が提唱する男女共同参画週間です。
市では、平成27年5月30日(土曜日)、生涯学習センターで男女共同記念週間記念講演会を開催しました。
第1部はノンフィクション作家、介護ジャーナリストである沖藤典子さんの講演、第2部は「男性と介護」というテーマで元会社員の塚脇章生さん、元地方公務員の竹本敏一さん、沖藤典子さんによるてい談です。
第1部の講演では、寿命が長くなり、人生100年の計を生きる時代になったことについて話されました。「人生は後半がおもしろい!」「自分で自分を甘えさせない」「何とかなるさ」の楽天主義が人生を支え、その時々に良いもの選択すること大切であると話されました。
大晩年を生きるための秘訣として1.経済力、2.健康、3.仲間を挙げ、人生100年時代の三種の神器は「貯金、貯筋、友貯」であることをお話しいただきました。また、終末期には「医療事前指示書」を自分自身が書くことの大切さについても話されました。
第2部のてい談では、はじめに塚脇さんが、認知症の妻の介護を10年以上されている経験から得たものは、人の感情の理解・自分の感情のコントロ―ル、もう一つの人生経験・素敵な素晴らしい方との出会いだと話されました。男性介護の難しい面は、女性物(妻)の下着の購入、妻と外出時のトイレ(女性のトイレを利用すると他人の目が気になるなど)であると話されました。
次に、竹本さんは別居の父親の介護で病院、施設入所手続きに奔走したこと、介護と仕事の両立の苦労を語られました。
最後に沖藤さんは、「介護の葛藤、苦しみからプレゼントが待っているから悲観的にならないで」とエールを贈られました。参加者からは「特に男性介護者の実践事例 は参考になった。もっと聴きたかった」と感想が寄せられました。
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